#author("2019-11-14T21:04:09+09:00","","")
#author("2019-12-27T18:05:41+09:00","","")
*《イグゾースト・&ruby(トゥー){II};・フォー》 [#qd224a20]

|イグゾースト・II・フォー VR 水文明 (4)|
|クリーチャー:ソニック・コマンド 3000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト4以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。|
|自分が呪文を唱えた時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。|

[[DMRP-10>DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」]]で登場した[[水]]の[[ソニック・コマンド]]。

呪文を唱えた時に[[プリン効果]]を発動。
これだけならよくある能力だが、このカードは更に[[cip]]でコスト4以下の呪文を文明制限なしで唱えられる。

自身が呪文を唱えることが出来るので、呪文を使った戦術に無駄なく組み込めるのは大きな利点。このカードそのものにデッキスロットを割く必要がある点は気がかりだが、デッキの防御力を大きく上げてくれるだろう。もちろん呪文の再利用を活かしたコンボパーツにしてみるのも良い。
総じてこれまでの呪文反応系クリーチャーの中でも使いやすい1枚と言える。

[[【チェンジザドンジャングル】]]で言えば[[墓地]]に落ちた[[《フェアリー・ライフ》]]などを唱えることで[[《怒流牙 佐助の超人》]]と同じようなクリーチャーの残る[[マナブースト]]として利用可能。勿論[[《怒流牙 佐助の超人》]]の[[ニンジャ・ストライク]]で[[墓地肥やし]]してからこの[[カード]]で[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]によって唱えるのもアリ。

[[《カエルB ジャック》]]軸の[[【青白スコーラー】>【青白ムートピア】#b56f1a78]]では[[《ジャスト・ラビリンス》]]で用意した有り余るほどの手札を[[《ヘブンズ・フォース》]]で消費する際に役立つ。《ヘブンズ・フォース》からこのカードを[[踏み倒し]]、このカードで墓地の《ヘブンズ・フォース》を踏み倒し、手札の[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]や[[《ナゾの光・リリアング》]]にアクセスし、《ナゾの光・リリアング》で手札の[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]を使い切ってからさらに《ヘブンズ・フォース》を…と、ここまで来ると[[オーバーキル]]だが、[[《次元の嵐 スコーラー》]]系統のデッキでは中々作れない過剰打点を実現するには悪くはない。
[[《カエルB ジャック》]]軸の[[【青白スコーラー】 >【スコーラー】#bluewhite]]では[[《ジャスト・ラビリンス》]]で用意した有り余るほどの手札を[[《ヘブンズ・フォース》]]で消費する際に役立つ。《ヘブンズ・フォース》からこのカードを[[踏み倒し]]、このカードで墓地の《ヘブンズ・フォース》を踏み倒し、手札の[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]や[[《ナゾの光・リリアング》]]にアクセスし、《ナゾの光・リリアング》で手札の[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]を使い切ってからさらに《ヘブンズ・フォース》を…と、ここまで来ると[[オーバーキル]]だが、[[《次元の嵐 スコーラー》]]系統のデッキでは中々作れない過剰打点を実現するには悪くはない。

**テクニック [#a155c19a]
-[[《フォース・アゲイン》]]を手札から唱えてこのクリーチャーを選ぶと、[[破壊]]して[[バトルゾーン]]に出し直すことで[[墓地]]に落ちた《フォース・アゲイン》をこのクリーチャーのcipで唱えることができ、同様にこのクリーチャーをそちらで選ぶと今度は墓地のコスト4以下の任意の呪文を唱えることができる。つまり、[[《フォース・アゲイン》]]1枚と墓地のコスト4以下の呪文1枚で呪文詠唱回数を3回稼げるということである。[[《フォース・アゲイン》]]は[[S・トリガー]]なので、[[シールド]]から捲れた際にこの動きを取れば相手クリーチャーを3体止めることができる。

**環境において [#pba79f3a]
登場後の[[超天篇環境]]では[[【青黒GRハンデス】]]で使われている。[[《ブレイン・タッチ》]]から3→4と繋がり、[[手札]]消費を抑えながら継続的に[[ハンデス]]する動きが強い。同環境の[[【クラッシュ“覇道”】]]でよく使われる[[《奇天烈 シャッフ》]]の[[アタックトリガー]]を止める手段としても有用で、[[コスト]]帯の固まりやすい[[GRクリーチャー]]を[[ロック]]されることによる詰みを防げる。

[[双・超マーク2ブロック構築環境]]における【青黒GRハンデス】では[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]を使い回して[[【サンマックス】]]などを足止めする手段としての個性が光る。[[《異端流し オニカマス》]]が既に[[2ブロック落ち>ブロック落ち]]している中でこのような時間稼ぎができるのは大きい。

登場直後は効果は強力だが使う[[デッキ]]がないという評価が多かったが、上述のような採用先を得て需要が増加し、[[DMSD-13>DMSD-13 「超GRメガスタートデッキ ジョーの超ジョーカーズ旋風」]]期にはシングルレートも跳ね上がることとなった。
//50円→500円

ただ、『[[DMGP-9th>公認グランプリ]]』では採用先である【青白スコーラー】が特に活躍しなかったため若干評価を下げた。
ただ、『[[DMGP-9th>公認グランプリ]]』では採用先である[[【青白スコーラー】 >【スコーラー】#bluewhite]]が特に活躍しなかったため若干評価を下げた。

**その他 [#pe78f83a]
-カード名にあるイグゾースト(英:exhaust)は排気ガスを表す。

-その姿はカニのようであり、[[グレートメカオー]]のように重々しい。

**関連カード [#c428308d]
-[[《Wave ウェイブ》]]
-[[《龍素記号Fz オシロスコープ》]]
-[[《貝獣 ギューホ》]]
-[[《螺旋塔 モナイアス》]]

**収録セット [#wffda157]
-illus.[[Kotetsu Kinoshita]]
--[[DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」]](5/103)

**参考 [#y149fd30]
-[[ソニック・コマンド]]
-[[cip]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[墓地]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[山札の下]]
-[[プリン効果]]