#author("2019-12-27T18:06:32+09:00","","")
#author("2020-01-02T09:15:06+09:00","","")
*《カエル&ruby(ビー){B}; ジャック》 [#aafe84b3]

|カエルB ジャック SR 水文明 (3)|
|クリーチャー:トリックス/ワンダフォース 7000|
|このクリーチャーは攻撃できない。|
|自分が呪文を唱える時、自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、その呪文を唱えるコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。|
|各ターン、自分がはじめて呪文を唱えた時、カードを1枚引く。|

[[DMRP-11>DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]]で登場した[[水]]の[[トリックス]]/[[ワンダフォース]]。

[[攻撃できない]][[デメリット]]を持つが、自分の[[クリーチャー]]を[[タップ]]を[[代替コスト]]にする事で[[呪文]]の[[コスト軽減]]が行える[[システムクリーチャー]]。
さらに各ターン一度限りだが自分が初めて[[呪文]]を唱えた時、[[ドロー]]する[[能力]]も持つ。

[[《ベイB ジャック》]]の呪文詠唱版といった能力だが《ベイB ジャック》と違い、[[マナ]]を生み出す能力から[[コスト軽減]]へと変化している。

[[クリーチャー]]を使って[[呪文]]の[[コスト軽減]]をする性質から、[[超次元]][[呪文]]や[[《ヘブンズ・フォース》]]、[[GR召喚]]を行う呪文など、「[[クリーチャー]]を出す[[呪文]]」との相性は非常によい。
出した[[クリーチャー]]を次の[[呪文]]の[[コスト軽減]]に使うことで、連鎖的に[[呪文]]を唱えることが可能になる。《ベイB ジャック》と違ってこのクリーチャーはタップインされない為、そのままコスト1軽減する余地があるのは嬉しい処。

[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]との相性も文句なしに格別だろう。《BAKUOOON・ミッツァイル》の破壊能力で自分のクリーチャーをタップする[[デメリット]]を帳消しにしてくれる。また、アンタップ状態のクリーチャーを用意してくれるため、このクリーチャーを破壊せずに残しておけば、呪文のコスト軽減の元になる。

[[【緑単ループ】]]で考えると、[[《革命類 ネロティウス》]]などの[[コスト踏み倒し]]手段で[[色]]を支払わずに出す[[カード]]として考慮されることもある。《革命類 ネロティウス》、引いては【緑単ループ】自体に御誂え向きな[[《生命と大地と轟破の決断》]]をコスト軽減するのにも有用で、盤面が整っていれば[[《大きくて小さな農園》]]で一気に[[アンタップ]][[マナ]]を生成することも可能。

他にも[[《Wave All ウェイボール》]]のような呪文を唱えることでクリーチャーを増やすカードや、[[光臨]]などタップが逆に[[メリット]]になりうるカードとは相性がいい。

[[パワー]]が7000と高く、[[マッハファイター]]や[[火力]]にある程度の耐性がある点も嬉しい。[[《DROROOON・バックラスター》]]の[[効果バトル]]にもバトルで負けない。[[《種デスティニー》>《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》]]で死なないコストなのも大きい。

**ルール [#o53a5c8e]

-[[バトルゾーン]]にこのクリーチャーを何体並べても、一回のタップで軽減できるコストは「''1''」である。

-「[[コスト軽減時の文明の支払いルール>マナ]]」と、能力中の「ただし、コストは0以下にならない」により、[[マナゾーン]]の[[カード]]を一切[[タップ]]せずに[[コスト]]を支払ったことにすることは出来ない。[[無色]]呪文と[[単色]]呪文は[[マナゾーン]]から最低1マナを、[[多色]]呪文はその呪文の色数のマナが必要になる。

-[[《ベイB ジャック》]]のように[[タップ]]した[[クリーチャー]]から[[マナ]]を生み出している訳ではないので、[[マナ数]]が0の[[5色レインボー]][[クリーチャー]]、[[マナ数]]が存在しない=[[マナ数]]を0として扱う[[サイキック・クリーチャー]]、[[ドラグハート・クリーチャー]]、[[GRクリーチャー]]を[[タップ]]して[[コスト軽減]]出来るのは[[《ベイB ジャック》]]には無かった利点である。

-《カエルB ジャック》の効果が適応されたことによって呪文が唱えられなくなった場合、コストを支払った後に不発になり呪文が手札にとどまる(''[[DMRP-11>DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]]発売前の推定裁定'')。
--類似効果の[[《ベイB ジャック》]]の裁定に基づく([[DMvault>https://dmvault.ath.cx/cardfaqs.php?faqId=2228]])。
--自分の[[《お騒がせチューザ》]]を[[タップ]]してコスト軽減することで、《チューザ》で相手のシールドを割らず、自分の手札の呪文を墓地に送らず、毎ターン呪文を[[ロック]]することができる。

**環境において [#nba226d9]

[[DMSD-13>DMSD-13 「超GRメガスタートデッキ ジョーの超ジョーカーズ旋風」]]期に台頭した[[【青白スコーラー】 >【スコーラー】#bluewhite]]の強化パーツとして期待されたが、『[[DMGP-9th>公認グランプリ]]』では採用先である【青白スコーラー】はベスト8進出を逃すなど特筆すべき戦績を残さなかった。他にこのカードの採用先も考案されていないため、シングルカードのレートが暴落した。

**その他 [#h581fcef]
-通常レギュレーションとは打って変わって、[[シールド戦]]や[[トッキュー8]]では[[ハズレア]]扱い。[[殴り返し]]が重要視されるこれらのフォーマットで自軍を自らタップするのは自殺行為であり、自身が殴り返しや[[ブレイク]]に参加できないためである。

-能力がマナゾーンにあるかのようにタップから[[コスト軽減]]に変化しているのは、これが[[水]][[文明]]のカードであることと、[[GRクリーチャー]]はマナ数を持たないためと考えられる。

-[[種族]]に[[ワンダフォース]]を持つが、[[GR召喚]]関連の[[能力]]を持っていない。これは[[《パラディソ・シエル》]]にも見られる特徴である。
しいて言えば、[[《Wave All ウェイボール》]]や[[《Wave ウェイブ》]]のように「各[[ターン]]、自分がはじめて[[呪文]]を唱えた時」に関する[[能力]]を持っている辺りが共通しているか。

-額に「忍」の文字、黒装束に身を包み、口に巻物を咥え、手裏剣が飛び交っているが、''[[種族]]に[[シノビ]]を持たない。''
//よく見るとカード名の語感が「I'll be back」に似ていることから、かの[[《ベイB ジャック》]]の帰還を意味していると考えることもできる。
//必ずこの記述をする輩が現れると思われるため先手を打ってコメントアウト。よく見ても似ていない。

-呪文を唱える時に自分のクリーチャーを好きな数タップするイベントと、コスト軽減のイベントは別々のため、過剰にコスト軽減することができる。[[《偉大なる無駄》]]を唱えつつ自軍を[[オールタップ]]するという無駄な芸当もできる。

-アニメ『デュエル・マスターズ!!』の「[[キャップ]]vs[[ギャップ]]」で[[キャップ]]が使用。
[[《知識と流転と時空の決断》]]を[[コスト]]1で唱えた後、[[GR召喚]]された[[クリーチャー]]を[[コスト軽減]]に使う[[コンボ]]を使っている。

-[[《ベイB ジャック》]]が[[温泉]]から帰ってきたと見る事もできるため、名前は「I'll be back」とかかっているのかもしれない。

**関連カード [#s27857fe]
-[[《ベイB ジャック》]]
-[[《蛙跳び フロッグ》]]

-[[《歩く賄賂 コバンザ》]]
-[[《Wave All ウェイボール》]]

**収録セット [#n8e1e98c]
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]] (S5/S12)

**参考 [#h27d74ec]
-[[トリックス]]
-[[ワンダフォース]]
-[[攻撃できない]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[クリーチャー]]
-[[タップ]]
-[[コスト軽減]]
-[[置きドロー]]
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公式Q&A
>Q.''《カエルB ジャック》''の効果で呪文を唱える時にタップするクリーチャーは召喚酔いしているクリーチャーでもよいのですか?
A.はい、召喚酔いしていてもアンタップしているクリーチャーであればタップすることができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32347]]