#author("2018-09-29T23:38:49+09:00","","")
#author("2019-11-23T22:12:03+09:00","","")
*《ガイアール・ゼロ》 [#a81b1d84]

|ガイアール・ゼロ P 火文明 (6)|
|クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 7000|
|このクリーチャーが相手のシールドをブレイクする時、相手はかわりにそのシールドをすべてのプレイヤーに見せる。その中のカード1枚よりコストが小さいサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。その後、このクリーチャーはそのシールドをブレイクする。|
|W・ブレイカー|

2011年6月25日からの4ヶ月連続キャンペーン第4弾で配布された、[[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[ハンター]]。
その[[能力]]は[[シールド]]を[[ブレイク]]する際にその[[シールド]]を見て、その内の1枚より[[コスト]]が小さい[[サイキック・クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出す、というもの。

[[ブレイク]]した[[シールド]]が少なくとも3以上の[[コスト]]を持つカードであれば、[[《時空の喧嘩屋キル》]]のような低[[コスト]]の[[サイキック・クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出す事ができる。[[W・ブレイカー]]であるため、[[ブレイク]]の処理の都合上、うまくいけば2体の[[サイキック・クリーチャー]]を呼び出せる。


うまく[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]→[[火]]の[[サイキック・クリーチャー]]と繋がれば、[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]に[[覚醒]]でき[[スピードアタッカー]]が2体並ぶ。この時に[[《時空の魔陣オーフレイム》]]を出して[[覚醒]]させれば、味方の[[サイキック]]の打点を増やすことができる。また、《シンカイヤヌス》をあらかじめ立てておけば、《ガイアール・ゼロ》を[[スピードアタッカー]]にして即座に[[攻撃]]が可能。

欠点は相手の[[デッキ]]構成に依存していることだろう。
低[[コスト]]の[[カード]]のみで組める[[【速攻】]]系の[[デッキ]]が相手の場合、望みの[[サイキック・クリーチャー]]を出すのは困難となる。その場合は[[《鬼カイザー 「滅」》]]や[[《熱血龍 GENJI・XXX》]]など、別の[[アタッカー]]で攻めていくといいだろう。

また、[[ブレイク]]した[[シールド]]が[[《アクア・サーファー》]]や[[《デーモン・ハンド》]]のような[[除去]]系の[[S・トリガー]]であった場合、[[サイキック・クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出した後にその[[シールド]]を[[ブレイク]]するため、出してもすぐに逆戻りさせられる可能性がある。

その時は[[cip]]を持っている[[《サンダー・ティーガー》]]や[[《勝利のプリンプリン》]]を呼ぶ事で相手の[[クリーチャー]]の除去や足止めをする選択も取れる。
しかし、こちらが除去されてしまうと1枚目でも効果が終わってしまうため、リンク先を並べるなどして、こちらが除去されないようにしたいところ。

通常の[[【連ドラ】]]とは相性がそれほどよくないため、ぜひ専用デッキを組んで楽しみたいところである。
通常の[[【連ドラ】]]とは相性がそれほどよくないため、ぜひ[[専用デッキ]]を組んで楽しみたいところである。

**ルール [#ge908d0b]
-[[ブレイク]]した1枚目の[[シールド]]が[[S・トリガー]]だった場合、[[サイキック・クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出した後に相手の[[S・トリガー]]の処理が入る。この時に[[《デーモン・ハンド》]]等の[[除去]]で[[攻撃]]中のこの[[カード]]が[[バトルゾーン]]から離れた場合、2枚目の[[シールド]][[ブレイク]]の際にはこの[[カード]]が[[バトルゾーン]]に存在しないため、[[能力]]を使うことができない。

-[[「バトルゾーンに出た時」>cip]]の処理は[[サイキック・クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出た際に逐一行うことができる。例えば自分の[[シールド]]に[[《ハッスル・キャッスル》]]が[[要塞化]]されていた場合、1枚目の[[ブレイク]]で[[サイキック・クリーチャー]]が出た時、[[カード]]を引いてから次の[[シールド]]を[[ブレイク]]することができる。

-[[シールド・プラス]]されて複数枚重なった[[シールド]]を[[ブレイク]]する際、この[[カード]]の[[テキスト]]に「その中の[[カード]]1枚」とある通り、重なった[[シールド]]の束のうち1枚を自分で選び、そこに書かれている[[コスト]]を参照する。

-''「[[シールド]]を[[ブレイク]]する。」までの部分が[[置換効果]]である''。もしこれが最初の文だけであれば、最後の「ブレイクする」の部分がさらに置換されて能力が[[ループ]]してしまい、[[ゲーム]]の続行ができなくなる。&br;このため、[[《ハッスル・キャッスル》]]の様な[[ブレイク]]を移し替える[[置換効果]]を持つ[[城]]を[[攻撃]]した場合、[[置換効果]]は連鎖しないという原則により、''[[ブレイク]]を移し替えられる事無く[[城]]を剥がせる''。
--この[[置換効果]]についてテキスト表記を厳密にすると以下のようになる。一文がいたずらに長くなり、本来の意味すら分かりづらくなってしまっているのがお分かりだろう。

|このクリーチャーが相手のシールドをブレイクする時、相手はかわりにそのシールドをすべてのプレイヤーに見''せ、''その中のカード1枚よりコストが小さいサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよ''く、''その後、このクリーチャーはそのシールドをブレイクする。|

-[[ツインパクト]]が捲れたときの処理については、そちらのページを参照。
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**その他 [#ffc22c10]
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]なので[[《コッコ・ルピア》]]や[[《爆速 ココッチ》]]と相性がいい。

-[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]等の[[コスト]]が20を越える[[カード]]が出てきた時には、いきなり[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]など[[コスト]]20の[[サイキック・クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出す事も可能。ただし、[[超次元ゾーン]]の枠を考えるとあまり欲張るのは得策ではない。
-[[《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]]がめくれた場合にはなんと[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]を直接場に出す事が可能。こちらは通常のプレイでもこの[[カード]]と相性が良いため、まんざら有り得ない状況とも言えない。

-[[ピーピング]]しつつ高[[コスト]]の[[カード]]を[[シールド]]に埋められる[[《パクリオ》]]や、[[バトルゾーン]]にある相手の高[[コスト]][[クリーチャー]]を[[シールド]]に埋められる[[《魂と記憶の盾》]]などとは非常に相性が良い。

-[[サイキックコスト]]をバラして[[超次元ゾーン]]を構築すると、割と[[サイキック・クリーチャー]]を出しやすくなる。

-[[ドラゴン]]比率を維持しつつ、[[超次元]][[呪文]]を採用せずに8コスト以上の[[サイキック・クリーチャー]]を出せる唯一の[[ドラゴン]]である……が、相手依存になるため、単純にそのような目的で[[【連ドラ】]]に入れるのは無謀である。専用の構築で輝くことを忘れてはいけない。

**関連カード [#tc2e7f7c]
-[[《ガイアール・ベイビー》]]

**収録セット [#s0e099b2]
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DMD-18 「スーパーVデッキ 燃えよ龍剣 ガイアール」]]
--[[プロモーション・カード]](P5/Y10)([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]](P13/Y10)

**参考 [#n04a2399]
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]
-[[ハンター]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[シールド]]
-[[置換効果]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[ガイアール]]
-[[WINNERカード]]