#author("2019-06-30T00:24:35+09:00","","")
#author("2019-11-30T04:53:01+09:00","","")
*《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》 [#b7766671]

|ジョリー・ザ・ジョニー Joe LEG 火文明 (10)|
|クリーチャー:(種族無し) 19000|
|スピードアタッカー|
|Q・ブレイカー|
|このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに相手のクリーチャーがなければ、自分はゲームに勝つ。バトルゾーンに相手のクリーチャーがあれば、他のクリーチャーをすべて破壊する。|

[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]で登場した[[火]]の[[レジェンド>レジェンドカード]][[クリーチャー]]。

[[召喚]]時に相手のクリーチャーがいなければゲームに勝利する[[能力]]と、[[エクストラウィン]]が達成できない場合には味方を巻き込む[[全体除去]]を放つ。

相手の[[クリーチャー]]がいない状態で召喚できれば即勝利となる、[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]とは真逆の一見簡単な[[エクストラウィン]]条件を持つ。

[[火力]][[除去]]が得意な火文明にとっては相手の[[クリーチャー]]を[[破壊]]すること自体は難しいことではないのだが、[[火力]]故に大型[[クリーチャー]]が相手の場合は除去できないことも多い。
また、この[[クリーチャー]]自体の召喚コストが非常に重く、[[クリーチャー]]を除去するのに他のカードを使いつつスムーズに召喚するには[[コスト]]が足りない、という事態も大いに考えられる。
また、この[[クリーチャー]]自体の召喚コストが非常に重く、[[クリーチャー]]を除去するのに他のカードを使いつつスムーズに召喚するには[[マナ]]が足りない、という事態も大いに考えられる。

しかし、[[エクストラウィン]]を達成できなかった場合は味方を巻き込む[[全体除去]]を行うことができる。
[[火力]]外な[[クリーチャー]]すら除去できる上、相手のクリーチャーが全滅するので次のターンに同名カードを召喚して[[エクストラウィン]]を狙うこともでき、そうでなくてもほぼ確実に[[Q・ブレイカー]]が通る。

相手よりも先にマナを伸ばして相手をコントロールする、という基本的な流れさえできれば勝利することができるという意味では今までの[[エクストラウィン]]には無い革新的かつ実践的な能力を持つ1枚と呼べる。

やはり重いため、[[環境]]トップとなるほどの活躍はなかった。だが2番手程度の実力は備えており、主に[[【5色フェアリー・ミラクル】]]、[[【サイクリカランデス】]]、[[【悠久弾幕】]]等の[[ビッグマナ]]戦術の締めに使われたほか、勝利条件が簡潔であるという理由で[[【緑単ループ】]]で使用されることもあった。全体除去を放つ火の大型なので、稀に[[【モルト「王」】]]に出張することもあった。このカードを活躍させたいがためにデッキを[[【除去コントロール】]]に寄せた[[【5色ジョリー】]]もよく環境で見かけられた。他の[[レジェンドカード]]に照らし合わせて考えれば、[[新章デュエル・マスターズ]]環境では比較的高頻度で見かけるカードであった。

-このクリーチャーの召喚時に[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]の[[Dスイッチ]]を発動させた場合、一度目のトリガーで他にクリーチャーがいた場合に全て破壊し、二度目のトリガーで相手の場に破壊耐性を持つクリーチャーが居なかった場合は勝利が確定する。『デュエル・マスターズ 超全集 革命ファイナル』でもこのコンボは紹介されている。

-[[【サイクリカランデス】]]などの[[ランデス]]系統のデッキとの相性が注目されている。元来、ランデスデッキは相手のマナを削り動きを止める事は出来ても、いかにフィニッシュするかが大きな課題とされていた。しかし、このカードの登場によって、相手がクリーチャーを出せずにまごついているところを、このカードで安全にフィニッシュすることができるようになったのである。

-[[エクストラウィン]]を持つ[[火]]文明のカードは[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]以来となる。

-火力外の[[全体除去]]は主に[[闇]][[文明]]の専売特許であり、[[《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》]]や[[《悪魔龍王 デストロンリー》]]に匹敵する[[破壊]]性能を[[火]][[文明]]単独に与えたというのはあまりにも革命的だった。

-なぜか非[[禁断]]にも関わらず、[[無種族]]である。[[禁断]]らとは目的が異なり《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》の場合は、新シリーズより活躍する[[ジョーカーズ]]の存在を秘匿する狙いがあったものとみられる。
--それゆえ種族にジョーカーズを持たず、ジョーカーズマークも書かれていない。なのでルール上''ジョーカーズとして扱えない''。[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]や[[《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]等のジョーカーズを参照するカードの対象外となるので注意。

-アニメや公式動画では「ジョリー・ザ・ジョニー」と呼ばれているが、正式な[[カード名]]は《''ジョリー・ザ・ジョニー Joe''》であり、サイン風の筆記体で書かれた「Joe」もカード名に含まれている。[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]だと[[ジョーカーズ]]の別カードを指し示してしまう。特に[[カード名]]を正確に書く必要がある[[公式大会]]や[[チャンピオンシップ]]のデッキリストでの記述の際には注意。

-手書き風のイラストやフォントな上に「Joe」部分が明らかに筆記体でサイン風というかつてない仕様、さらには初登場時が[[コロコロコミック]]2017年1月号(前年12月15日頃発売)付録の「[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]ファイナルわっしょいパック」だったこともあり、その存在の真偽は正式発売日まで疑惑の目を向けられた。しかしその実在が確定すると、今度は上述の仕様に加えイラストレーター名が「[[切札ジョー]]」である事から、彼が自作した「オリジナルカード(オリカ)」(という設定)なのではないかという推察が成立した。
--後に[[切札ジョー]]なる人物の正体は[[勝太>切札 勝太]]と[[るる>滝川 るる]]の息子であり、次世代の主人公であることが判明した。設定としては、どうやらこの[[クリーチャー]]は本当に彼が描いた物であるようだ。本来の[[イラストレーター]]は[[《ジョニー・ザ・ビギニング》]]から鑑みるに、[[松本しげのぶ>Shigenobu Matsumoto]]氏と思われるが、[[《ハムカツのイラスト百烈ペン》]]としては当然、[[切札ジョー]]として扱う。
--要するに、公式オリカとも呼べる存在。能力も今までにないもので、実にオリカチック。しかし、当然コスト1などではなく、能力も[[召喚]]時限定なので、べらぼうに無茶苦茶というわけではない。次シリーズを盛り上げる役回りとして、一定の成果を上げたものとみられる。

-[[テック団]]や[[アクミ団]]の[[レジェンドカード]]が登場していなかったため、最終弾のレジェンド枠では期待されていたが、登場したのはまさかの「次の[[エキスパンション]]シリーズのプレビュー」であった。

-余談であるが、一見まともに思えるこの[[カード名]]を英語で表した場合、おそらく「Jolly the Johnny; Joe」となり、日本語に直すと「''ジョリー、またの名をジョニー。(イラスト製作者)ジョー。''」というネーミングになる。

-アニメ「VSRF」45話では西部劇に感化された[[切札 ジョー]]が白紙の[[カード]]にイラストと効果、そしてサインを書き入れてこの[[カード]]を誕生させる。これゆえ劇中ではオリカ扱いであり、[[べんちゃん]]に使用を咎められそうになった。

**関連カード [#u8d9268a]
-''NEXT''
--[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]
//-[[《ジョニー・ザ・ビギニング》]]

-[[《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》]]
-[[《悪魔龍王 デストロンリー》]]

//-[[《ハナゲリオン》]]
**収録セット [#o4e60096]
-illus.[[切札ジョー]]
--[[DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](7/98)

**参考 [#a67aeb6b]
-[[無種族]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[召喚]]
-[[エクストラウィン]]
-[[破壊]]
-[[全体除去]]
-[[【5色ジョリー】]]
-[[【VVギガタックジョリー】]]