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#author("2019-12-18T20:00:13+09:00","","")
*《バジュラズ・ソウル》 [#xd932592]

|バジュラズ・ソウル SR 火文明 (5)|
|クロスギア|
|これをクロスしたクリーチャーのパワーは+2000され、シールドをさらにもう1枚ブレイクする。|
|これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選び、持ち主の墓地に置いてもよい。|
|''※殿堂入り''|

[[DM-15>DM-15 「転生編 第2弾 神滅奥義継承(シークレット・オブ・ヒドゥン・ギア)」]]で登場した[[火]]の[[クロスギア]]。2008年10月15日に殿堂入り。
[[DM-15>DM-15 「転生編 第2弾 神滅奥義継承(シークレット・オブ・ヒドゥン・ギア)」]]で登場した[[火]]の[[クロスギア]]。

2005年秋、当時[[メタゲーム]]の中心だった[[デッキ]]、[[【除去ボルバル】]]に組み込まれるや、あっという間に[[【除去バジュラズ】]]という名で活躍し始めた脅威の[[カード]]。
全[[クロスギア]]中でも屈指の強力[[カード]]であり、登場当初は他の[[クロスギア]]に比べて明らかに頭一つ抜けた強さを持っていた。

[[クロスギア]]にしては5[[マナ]]とかなり[[重い]]が、一度[[クロス]]できれば非常に強力。[[クロス]]した[[クリーチャー]]が[[攻撃]]する時、一度に2枚ものカードを[[ランデス]]できるようになる。

「[[手札]]からの[[マナチャージ]]は原則1[[ターン]]に1回」という[[ルール]]がある以上、毎[[ターン]]2枚の[[マナ]]を減らす[[カード]]はそれだけで勝負を決しかねない。

[[クリーチャー]]と比べて[[クロスギア]]は[[除去]]などによる対処が難しく、[[環境]]を染めたのはなるべくしてなった結果と言える。

[[《無双竜機ボルバルザーク》]]が[[プレミアム殿堂]]入りした後も[[【青赤緑ビートダウン】]]系[[デッキ]]にはもちろん、[[マナブースト]]が可能なあらゆる[[デッキ]]に組み込まれて使用されていた。
[[《青銅の鎧》]]や[[《アクア・ハルカス》]]など、本来非戦闘員である[[cip]][[クリーチャー]]が[[フィニッシャー]]になるのが最大の魅力。地味ながら[[パンプアップ]]も付いているので[[火力]]や[[殴り返し]]に耐性が付く。

特に[[《青銅の鎧》]]は3→5の流れで綺麗に繋がるので非常に相性が良く、セットで使われることが多かった。現在は[[《アクア・ツバメガエシ》]]や[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]などの[[侍流ジェネレート]]が使えるので、それらと組み合わせたい。

[[殿堂入り]]で見る機会は減ったが、依然として出されたら厄介なカードではある。特に[[メタ]]を張る程ではないが、[[デュエル]]中は警戒するに越したことはないだろう。

-[[《ボルベルグ・クロス・ドラゴン》]]や[[《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》]]との相性が非常に良い。あらかじめ[[ジェネレート]]しておけば、[[マナ]]を払わずに[[クロス]]した上、[[スピードアタッカー]]で[[アタックトリガー]]を即座に使用できる。&br;特に、[[《維新の超人》]]は[[マナゾーン]]に置くだけで即[[クロス]]できるため、最も相性が良いと言っても過言ではないだろう。

-[[《永遠のジャック・ヴァルディ》]]、[[《龍神メタル》]]、[[《獅子幻獣砲》]]などのクロスギア[[破壊]]に引っかかる可能性もあるので、過信は禁物。[[殿堂入り]]以前は[[《光波の守護者テルス・ルース》]]か[[《神魂の守護者シュノーク・ラー》]]で対策されることもあった。
--[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]対策の[[《テック団の波壊Go!》]]が跋扈する[[環境]]では、この[[カード]]に限らず[[クロスギア]]系統の[[デッキ]]は軒並み逆境に立たされており、[[インフレ]]に取り残されている感はある。

-[[《超竜サンバースト・NEX》]]などに[[クロス]]し、[[クリーチャー]]を何回も[[攻撃]]することで[[マナ]]0[[クリーチャー]]0の状況を作り出すことができる。

-[[サムライ]][[デッキ]]に入れるかは[[デッキ]]の組み方次第といえる。たとえば、[[《竜将ボルベルグ信玄》]]の[[侍流ジェネレート]]で出して即[[クロス]]と行きたいが、《ボルベルグ信玄》の[[能力]]は[[サムライ]][[クロスギア]]にしか[[効果]]がないので[[ジェネレート]]するだけになってしまう。&br;一方で上にあるよう[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]や[[《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》]]、[[《維新の超人》]]、[[《アクア・ツバメガエシ》]]など相性のいい[[カード]]もいくつか存在する。

-やがて日が経つと、「[[クロスギア]]を主軸とした[[デッキ]]」も有名どころは[[エピソード3環境]]で活躍した[[【白黒オール・イエス】]]となり、この[[クロスギア]]が脅威としてあげられる事はほとんどなくなった。かつての[[【牙バジュラズ】]]の主要パーツもこの[[カード]]を含め多くが[[殿堂入り]]・[[プレミアム殿堂]]で失われており、この[[カード]]は[[メタゲーム]]で見かけることはほとんどない。また、前述の[[《テック団の波壊Go!》]]のような[[カード指定除去]]も増えており、効果の発動までに多くのマナを必要とするこのカードはマナが伸びるデッキであっても採用されることは少なくなった。

-2008年10月15日、[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]とともに[[殿堂入り]]を果たした。初の[[クロスギア]]の[[殿堂入り]]でもある。&br;元々強力なカードではあったが、直前に登場した[[《アクア・ツバメガエシ》]]との[[コンボ]]が決定打となったのだろう。

-モデルとなった[[クリーチャー]]はもちろん[[《超竜バジュラ》]]。[[カード名]]は直訳で「バジュラの魂」という意味。2枚の[[ランデス]]が共通しているが、殿堂入りに指定されたという点でも共通してしまった。この[[クロスギア]]を[[《超竜バジュラ》]]本体に[[クロス]]して[[攻撃]]すると、パワー15000のQブレイカーが、4枚もの[[マナ]]を焼き払いながら[[攻撃]]してくるという恐ろしい展開になる。

-[[フレーバーテキスト]]には「世界に平和を与えることができる」とあるが、相手にとっては平和どころか地獄だろう。

-漫画では外伝で[[切札 勝利]]が対[[黒城>黒城 凶死郎]]で使用。このとき[[DMC-39>DMC-39 「ビクトリー・ソウル」]]のデッキを使用しており[[《無頼勇騎ゴンタ》]]に[[クロス]]して[[攻撃]]している。
漫画において勝利が《バジュラズ・ソウル》を使う場面はここだけなのだが、[[構築済みデッキ]]に収録されたこともあり[[切札 勝利]]を象徴する[[カード]]の1枚として挙げられることもある。

-アニメ「チャージ」では[[ザキラ]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。[[《エクスプロード・カタストロフィー》]]と共に[[《メタルカオス・ドラゴン》]]に[[クロス]]して大量ランデスした。

**関連カード [#rd3b9ee4]
-[[《超竜バジュラ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#o52f8e2e]
-[[DMC-39>DMC-39 「ビクトリー・ソウル」]]&br;'''持つ者だけが、世界に平和を与えることができる。'''

**収録セット [#ge7b569c]
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DM-15 「転生編 第2弾 神滅奥義継承(シークレット・オブ・ヒドゥン・ギア)」]]
--[[DMC-39 「ビクトリー・ソウル」]]

**参考 [#if5320b0]
-[[クロスギア]]
-[[クロス]]
-[[クリーチャー]]
-[[パンプアップ]]
-[[追加ブレイク]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ランデス]]

-[[殿堂入り]]