#author("2018-10-25T16:29:53+09:00","","")
#author("2019-07-29T05:04:54+09:00","","")
*《&ruby(こうれいき){光霊姫};アレフティナ》 [#mb2c221a]

|光霊姫アレフティナ SR 光文明 (4)|
|クリーチャー:メカ・デル・ソル/アーク・セラフィム 8000|
|このクリーチャーを召喚するコストは、自分のシールド1枚につき1多くなる。|
|相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、それがそのターンはじめての自分への攻撃で、自分のシールドが1枚もない場合、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。|
|自分のシールドが10枚以上あれば、自分はゲームに勝利する。|
|W・ブレイカー|

[[DM-36>DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]で登場した[[メカ・デル・ソル]]/[[アーク・セラフィム]]。
[[エクストラウィン]][[能力]]を持つ3体目の[[カード]]で、[[《海王龍聖ラスト・アヴァタール》]]や[[《光姫聖霊ガブリエラ》]]の流れを汲む[[ダイレクトアタック]]防止[[効果]]を併せ持つ。

[[コスト]]に対して[[パワー]]は高いが、当然ながら[[デメリット]]が付いている。
[[シールド]]1枚につき1[[コスト]]増加するため、[[シールド]]を増やしてから[[召喚]]するのは難しい。
[[シールド]]がゲーム開始時のままならば[[コスト]]は9であり、[[シールド]]が10枚になると[[コスト]]は14にもなる。

自分が優勢ならば重くなり、劣勢ならば低[[コスト]]になるため、この[[効果]]は残りの相反する2つの[[効果]]と絶妙なバランスとなっている。

問題の3つ目の[[効果]]だが、その条件は[[エクストラウィン]][[能力]]を持つカードの例に漏れず非常に難しい。活躍させるには専用[[デッキ]]での使用が前提となる。
この[[カード]]で[[エクストラウィン]]を狙う際に問題となるのは主に以下。
+[[シールド]]5枚の状態でも9という重い[[コスト]]
+最低でも5枚の[[シールド]]を追加しなければならないこと
+専用[[デッキ]]でも構築が非常にシビアであること

[[《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》]]や[[《英霊王スターマン》]]等、相性の良い[[カード]]も少数ながら存在するが、それでも[[シールド]]を10枚以上にするというのは難しい。

また、確実性を追求すると対戦に時間がかかり、それまでに自分がやられる可能性も出てくる。
それだけの時間がかかるのを承知でやるのならば、普通の[[ビートダウン]][[デッキ]]や元々ある[[デッキ]]にこの[[カード]]を組み込むぐらいならば、元々の[[デッキ]]をそのまま使った方が勝率が高いこともある。

登場してからしばらく有効な使い道が見いだせなかったが、[[エピソード3]]で[[《マーシャル・クロウラー》]]や[[《深海の伝道師 アトランティス》]]が登場すると、それらを利用した[[ループ]]が開発された。現在は、それを活用した[[【マーシャルエクストラウィン】]]の[[フィニッシャー]]として使うのが主流である。

他には、[[【英霊王スターマン】]]に入れて[[《転生スイッチ》]]で[[コスト踏み倒し]]したり、[[【ボアロアックス】]]に組み込んで[[マナゾーン]]から出して使うといった方法がある。

これからも相性のいい[[コンボ]]が見つかれば、使い方も広がっていくだろう。専用デッキについては「[[【アレフティナ】]]」を参照のこと。

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**ルール [#pa12df7c]
-[[シールド追加]]は[[ダイレクトアタック]]でないと誘発しない。[[クリーチャー]]に対しての[[攻撃]]では[[シールド]]を増やせないので注意。
--その[[ターン]]はじめての自分への[[攻撃]]とは、[[プレイヤー]]に対してのことなので、その前に[[クリーチャー]]に対して[[攻撃]]していても[[プレイヤー]]に[[攻撃]]するのがはじめてであれば問題なく[[シールド追加]]できる。

-《光霊姫アレフティナ》が2体以上いる状態で[[シールド追加]]が誘発した場合、1体分しか使えない。[[能力]]の[[解決]]は1体ずつするため、2体目以降に処理する[[能力]]は[[シールド]]が1枚以上になっており、[[シールド]]は追加できない。
--[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]の[[攻撃]]を受けて最後の[[シールド]]が[[墓地送り]]にされ、[[ダイレクトアタック]]が成立しそうな場面においては、《光霊姫アレフティナ》がいれば、[[シールド追加]]が可能であり、負けを回避できる。これは、《ダイハード》が攻撃した時点で《アレフティナ》の[[能力]]そのものはトリガーしており、《アレフティナ》[[解決]]時に「シールド0枚」の条件を満たせばよいからである。

-[[《エメラル》]]や[[《アクア・スーパーエメラル》]]などで一瞬だけ[[シールド]]が10枚以上になった場合でもゲームに勝利する。[[状況誘発]]であるため、解決時に誘発条件である状況を満たしていなくても解決される。

-[[バトルゾーン]]に相手の[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]がいても、問題なく[[エクストラウィン]]を得られる。この[[クリーチャー]]の[[エクストラウィン]]は[[常在型能力]]なので、[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]の[[pig]]より先に適用されるためである。
--処理の手順は以下。
+《アレフティナ》の[[エクストラウィン]][[能力]]が適用される。
+《ダイハード》が自身の[[置換効果]]で[[破壊]]される。
+本来なら《ダイハード》の[[pig]]が[[解決]]されるが《アレフティナ》は[[常在型能力]]のため、その前に《アレフティナ》側の[[プレイヤー]]の勝利が確定する。

-自分の[[シールド]]の枚数が10枚以上になると同時に[[ライブラリアウト]]した場合、[[エクストラウィン]]をライブラリアウトよりも先に適用できる。(2018/8/6事務局正式回答)
-自分の[[シールド]]の枚数が10枚以上になると同時に[[ライブラリアウト]]した場合、[[エクストラウィン]]をライブラリアウトよりも先に適用できる。(2018/8/6正式回答)

-[[《完全防御革命》]]で防げない[[エクストラウィン]]でもある。

-上とは逆に、[[《十弐制覇 鬼「王者」》]]がいると[[エクストラウィン]]を得られない。[[《十弐制覇 鬼「王者」》]]が持つのは[[常在型能力]]のためである。

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**その他 [#mbc04599]
-[[コスト]]自体は4と軽いため、[[《真紅の精霊龍 レッドローズ》]]からの[[連鎖]]や[[《湧水の光陣》]]、[[《緊急再誕》]]などと組み合わせると良い。[[コスト]]が軽い[[カード]]で出しやすいため、[[エクストラウィン]]を狙うよりは早期に[[バトルゾーン]]に出せる[[ダイレクトアタック]]防止付きの[[アタッカー]]として使った方が活躍させやすいか。
--更に[[《ヘブンズ・フォース》]]が登場したことによって最速2ターン目での[[コスト踏み倒し]]が可能となった。

-単純な[[ループ]][[コンボ]]の[[フィニッシャー]]としては[[《アルカディア・スパーク》]]と役割が重複する場面が増えたため、[[《アルカディア・スパーク》]]登場後は一線を退いている。《アレフティナ》が優先されるとすれば、[[マナコスト]]4という軽さそのものが活きる組み合わせか、そもそも[[ループ]]ではない[[コンボ]]での活用か、ということになる。

-[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]にて、[[ヨーデル]]の[[ヒーローズ・カード]]として[[再録]]。[[【アレフティナ】]]を組むのに集めやすくなったと言える。

-特殊レギュレーションである[[メガデッキデュエル7]]では、初期状態のシールド数が多いうえに、[[プレミアム殿堂]]である[[《母なる大地》]][[《母なる紋章》]]のどちらか片方も使用可能なため、困ったときの勝ち筋として投入しておくのも良いかもしれない。5コスト2000サイクルのカードを連打して[[シールド]]を増やし、余った[[マナ]]でコイツを引っ張り出せばそこでゲームセットである。

-[[種族]]が「アークセラフィム」となっており、中黒点がない。[[再録]]時には訂正された。

**収録セット [#j00d1807]
-illus.[[Blankas]]
--[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]

**参考 [#bc32050d]
-[[アーク・セラフィム]]
-[[メカ・デル・ソル]]
-[[召喚コスト]]
-[[シールド]]
-[[クリーチャー]]
-[[プレイヤー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ターン]]
-[[クラッチ]]
-[[山札の上]]
-[[シールド追加]]
-[[エクストラウィン]]
-[[ヒーローズ・カード]]
-[[【アレフティナ】]]