#author("2019-09-04T14:26:19+09:00","","")
#author("2019-10-24T17:09:50+09:00","","")
*《&ruby(ちょうじげん){超次元};ガード・ホール》 [#l979cfcb]

|超次元ガード・ホール R 光/闇文明 (7)|
|呪文|
|進化ではないクリーチャーを1体選んで裏向きにし、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに加える。|
|闇または光の、コスト10以下の、コマンド・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。|

[[全制覇挑戦パック Vol.4]]で先行登場し、[[DM-39>DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」]]に収録された[[光]]/[[闇]]の[[超次元]][[呪文]]。

[[殿堂]][[カード]]である[[《魂と記憶の盾》]]と同じ、[[クリーチャー]]1体を[[シールド送り]]にする[[効果]]を持つ。相手[[クリーチャー]]を対象にすれば[[回収]]されにくい[[除去]]に、自分の[[クリーチャー]]ならば[[シールド]]増強になる。

何と言っても[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]や[[《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》]]を出せるのが魅力である。[[除去]]耐性を持った大型[[ブロッカー]]が、相手の[[クリーチャー]]を[[除去]]しながら現れるのだから、[[ビートダウン]]にとっては堪ったものではないだろう。おまけに、そちらは[[覚醒]]も容易なので下手をすればそのままゲームエンドに持ち込まれてしまう。

呼び出せる[[サイキック・クリーチャー]]が[[コマンド]]に指定されているが、[[光]]と[[闇]]の[[サイキック・クリーチャー]]は大抵[[コマンド]]に属しているので、あまり問題は無い。メジャーどころの例外は[[《勝利のプリンプリン》]][[《時空の英雄アンタッチャブル》]][[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]][[《イオの伝道師ガガ・パックン》]][[《シルバー・ヴォルグ》]]くらいだろう。
呼び出せる[[サイキック・クリーチャー]]が[[コマンド]]に指定されているが、[[光]]と[[闇]]の[[サイキック・クリーチャー]]は大抵[[コマンド]]に属しているので、あまり問題は無い。メジャーどころの例外は[[《勝利のプリンプリン》]][[《時空の英雄アンタッチャブル》]][[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]][[《アルプスの使徒メリーアン》]][[《イオの伝道師ガガ・パックン》]][[《シルバー・ヴォルグ》]]くらいだろう。

[[光]]だと、[[呪文]]に反応して[[タップ]]する[[《時空の精圧ドラヴィタ》]]や、[[除去]]されるかわりに[[覚醒]]する[[《時空の不滅ギャラクシー》]]が出せる。[[闇]]ならば[[《時空の封殺ディアス Z》]]を出して[[フィニッシャー]]にしたり、[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]を出してさらに[[除去]]することが可能。

なお、[[光]]か[[闇]]ならば各種[[コマンド・ドラゴン]]も出せる。[[《勝利のガイアール・カイザー》]]と[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]をはじめ、[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]]や[[《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》]]も出せる。

登場以来[[【5色フェアリー・ミラクル】]]や[[【ネクラ超次元】]]、[[【ドロマー超次元】]]でよく使用されている。総じて、高い[[カードパワー]]を持つ強力な[[超次元]][[呪文]]であり、相性のいい[[デッキ]]では存分に活躍してくれるだろう。

ただし、[[エピソード2]]以降で[[サイキック・クリーチャー]]や[[呪文]]に対する風当たりが強くなって来たので、あくまで[[環境]]を読んで使いたい。
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**代表的な呼び出し先 [#c59fb5b1]
***多色 [#y71e0d4e]
|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]|大型ブロッカー。覚醒すると凶悪[[フィニッシャー]]に|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|[[スピードアタッカー]]の[[アンタップキラー]]|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|相手マナを[[タップイン]]|
|[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]|ターンのはじめに3コスト以下を[[リアニメイト]]|
|[[《激相撲!ツッパリキシ》]]|[[パンプアップ]]|
***光 [#ye58e36d]
|[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]]|[[アタックトリガー]]で[[呪文]][[サルベージ]]|
|[[《時空のガガ・シリウス》]]|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]や[[《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》]]を上回るパワーの大型ブロッカー。|
|[[《時空の不滅ギャラクシー》]]|[[除去]]されると[[置換効果]]で[[覚醒]]|
|[[《撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー》]]|[[《時空の不滅ギャラクシー》]]の覚醒後。このクリーチャー以外の自軍全てを[[ブロッカー]]化|
|[[《時空の精圧ドラヴィタ》]]|[[呪文]]に反応して敵獣タップ|
|[[《天運の覚醒者ライトニング・ファイブスター》]]|味方が[[すべてのバトルに勝つ]]ように|
***闇 [#if72afc8]
|[[《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》]]|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]の[[同型再販]]|
|[[《時空の邪眼ロマノフZ》]]|覚醒すると山札回復、墓地から[[呪文]]を放つ|
|[[《時空の封殺ディアス Z》]]|[[殲滅返霊]]持ち[[フィニッシャー]]|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|[[タップ]]された敵獣を[[除去]]|
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|[[墓地肥やし]]か[[ライブラリアウト]]促進|
|[[《サンダー・ティーガー》]]|[[パワー低下]]|
|[[《時空の脅威スヴァ》]]|[[ブロッカー]]。[[《超次元リバイヴ・ホール》]]や[[《超次元ミカド・ホール》]]を同じデッキに入れる時に超次元の枠を節約できる|

**その他 [#j204915a]

-[[効果]]はすべて[[強制]]。[[バトルゾーン]]に[[アンタッチャブル]]を除く、[[非進化]][[クリーチャー]]が1体でもいれば必ず[[除去]]し、[[超次元ゾーン]]に[[光]]or[[闇]]の[[コスト]]10以下の[[コマンド]]と[[種族]]にある[[サイキック・クリーチャー]]があれば必ず出す。
後者はともかく、前者は[[バトルゾーン]]に自分の非[[進化クリーチャー]]しか居ない場合に注意。

-[[呪文]]の[[効果]]は上から順に[[解決]]しなければならないので、[[《時空の不滅ギャラクシー》]]を呼び出し、呼び出した[[《時空の不滅ギャラクシー》]]を[[シールド]]に送り即座に[[覚醒]]させるという事は出来ない。

-気づきにくいが、[[闇]][[文明]]持ちで[[フレイム・コマンド]]なので[[《時空の嵐ストームXX》]]も呼び出せる。[[墓地肥やし]]できる[[ドラゴン]]として活用するとよいだろう。

-自分の[[光]]または[[闇]]の[[cip]]持ち[[コマンド]]の[[サイキック・クリーチャー]]を[[シールド]]に埋め、[[超次元ゾーン]]へ行ったその[[クリーチャー]]をもう一度[[バトルゾーン]]に出す事で擬似[[《フォース・アゲイン》]]になる。こうした再利用ができるからこそ、この[[呪文]]を採用した[[デッキ]]では[[サイキック・クリーチャー]]の無駄な複数枚積みを避けることができるのである。[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]や[[《ヴォルグ・サンダー》]]など優秀な[[cip]]を持った[[サイキック・クリーチャー]]は増えつつあるので覚えて置いて損はないテクニックである。
-自分の[[光]]または[[闇]]の[[cip]]持ち[[コマンド]]の[[サイキック・クリーチャー]]を[[シールド]]に埋め、[[超次元ゾーン]]へ行ったその[[クリーチャー]]をもう一度[[バトルゾーン]]に出す事で擬似[[《フォース・アゲイン》]]になる。こうした再利用ができるからこそ、この[[呪文]]を採用した[[デッキ]]では[[サイキック・クリーチャー]]の無駄な複数枚積みを避けることができるのである。[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]など優秀な[[cip]]を持った[[サイキック・クリーチャー]]は増えつつあるので覚えて置いて損はないテクニックである。

-優秀な[[呪文]]封じ[[クリーチャー]]である[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]や[[《聖霊王アルファディオス》]]がいる状況でも唱えられる貴重な[[超次元]][[呪文]]。&br;[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]も併用すれば[[ロック]]の打開にもつながる。

-厄介な[[コスト踏み倒しメタ]]である様々なクリーチャーに対して有効なカード。それらを[[除去]]しつつ[[サイキック・クリーチャー]]を呼び出せる。
--ただし[[アンタッチャブル]]を持つ[[《異端流し オニカマス》]]や[[進化クリーチャー]]である[[《悪魔神バロム・クエイク》]]、[[《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]は[[除去]]できないので注意。
--ただし[[アンタッチャブル]]を持つ[[《異端流し オニカマス》]]や[[進化クリーチャー]]である[[《超九極 チュートピア》]]、[[《悪魔神バロム・クエイク》]]、[[《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]は[[除去]]できないので注意。

-[[DM-39>DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」]]において唯一の[[超次元]][[呪文]]であるため、[[トッキュー8]]では[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]・[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]・[[《時空の幸運ファイブスター》]]/[[《天運の覚醒者ライトニング・ファイブスター》]]しか出すことはできなかった。とはいえ、[[トッキュー8]]では単純な[[ビートダウン]]での決着が主であり、特に気にする話でもなかった。

-前述のとおり[[マナ]]の伸びる[[【超次元コントロール】]]を中心によく使われているが、その後は[[再録]]される事もなく長い間[[絶版]]となっていた。[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]ではようやく[[再録]]を果たしたが、そちらはb枠の封入率の低い[[Dramatic Card]]風の[[ホイル]]仕様となっており、依然として入手は難しい。それに加えて[[サイキック・クリーチャー]]と違い[[デッキ]]ごとにある程度枚数が必要なため、[[シングルカード]]価格もそこそこ高い。
--そしてRev限定構築で使用可能な[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]に収録されているにもかかわらず、''ガード・ホールにだけRevマークがない''(公式のカードリスト画像にはある)。

-見ての通り[[《魂と記憶の盾》]]が元になった[[呪文]]なのだが、本家とは異なり[[水]][[文明]]が消え[[光]]/[[闇]][[文明]]となっている。恐らく、[[DM-39>DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」]]の[[背景ストーリー]]において[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を解放したのが協力関係にあった[[光]]と[[闇]]であったため、および[[白黒緑]]の[[【超次元コントロール】]]で運用しやすくするための措置だろう。なお、[[イラストレーター]]は[[《魂と記憶の盾》]]と同じ[[sansyu]]氏。

-[[イラスト]]には[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]が描かれている。[[イラストレーター]]も同じであることから、この[[クリーチャー]]を呼び出すためにデザインされた[[カード]]と思われる。

**関連カード [#i96b5892]
-[[《魂と記憶の盾》]]

**収録セット [#j27aa528]
-illus.[[sansyu]]
--[[DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]
--[[全制覇挑戦パック Vol.4]](P68/Y9)

**参考 [#w6240c9d]
-[[タップイン]]
-[[バトルゾーン]]
-[[非進化]]
-[[クリーチャー]]
-[[シールド送り]]
-[[シールド追加]]
-[[多色]]
-[[闇]]
-[[光]]
-[[コスト]]
-[[コマンド]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[超次元ゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[超次元]]
-[[ヴィジュアルカード]]
-[[呪文]]
-[[レア]]
-[[【4色ガード・ホール】]]