#author("2019-11-03T21:31:36+09:00","","")
#author("2019-11-03T21:35:28+09:00","","")
*《&ruby(バンナイトカーニバル){卍夜の降凰祭};》 [#s01b8ae6]

|卍夜の降凰祭 MSS 闇文明 (8)|
|呪文|
|無月の門・終:この呪文を、コストを支払うかわりに、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、好きな順序で自分の山札の一番下に置いて、唱えてもよい。|
|自分の山札、手札、墓地のいずれか、あるいはすべてを見る。その中から自分のドルスザク・クリーチャーを1体と魔導具を4枚まで選んでもよい。そうしたら、そのドルスザクをそれら魔導具の上に重ねてバトルゾーンに出す。こうして山札を見たら、シャッフルする。|

[[DMEX-07>DMEX-07 「必殺!!マキシマム・ザ・マスターパック」]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。

[[バトルゾーン]]と[[墓地]]の[[魔導具]]を2つずつ[[山札送り]]にすることで、この[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]できる能力「[[無月の門・終]]」と、[[山札]]か[[手札]]か[[墓地]]のいずれかから[[ドルスザク]]1体を[[コスト踏み倒し]]する能力を持つ。このようにして踏み倒したドルスザクの下には0〜4枚の魔導具を置くことができる。

[[コスト踏み倒し]]可能な[[ドルスザク]]・[[クリーチャー]]にはもちろん[[マスター・ドルスザク]]も含まれる。
ただし、[[クリーチャー]]であることが条件であるため[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]や[[《卍魔刃 キ・ルジャック》]]など[[クリーチャー]]ではない[[ドルスザク]]を[[バトルゾーン]]に出すことは出来ない。

[[ドルスザク]]の下に重ねる[[魔導具]]に[[クリーチャー]]の指定はないので[[魔導具]]・[[呪文]]でもよい。
また、「選んでもよい」と書かれているため別に[[魔導具]]を重ねて出さなくてもよい。
ただし、この[[呪文]]を[[無月の門・終]]で[[コスト踏み倒し]]する場合、[[バトルゾーン]]に存在する[[魔導具]]が2体必要なため、[[魔導具]]・[[クリーチャー]]が必要不可欠である。

-[[ドルスザク]]をそれら[[魔導具]]の上に重ねてバトルゾーンに出す時、ドルスザクのcipは使えるが、魔導具のcipを使うことは出来ない。「バトルゾーンへ出す前に重ねてある」からである。
-[[ドルスザク]]をそれら[[魔導具]]の上に重ねてバトルゾーンに出す時、ドルスザクの[[cip]]は使えるが、魔導具のcipを使うことは出来ない。「バトルゾーンへ出す前に重ねてある」からである。

-[[無月の門]]およびその派生[[能力]]が[[ドルスザク]]を[[召喚]]する[[能力]]なのに対し、この[[呪文]]で出した[[ドルスザク]]は[[召喚]]扱いにならない。[[《異端流し オニカマス》]]等に見られる「[[召喚]]以外の方法で[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出した時」とある[[コスト踏み倒しメタ]]には引っかかるので、無視できない[[デメリット]]である。


-[[無月の門]][[能力]]を持ちながらも[[種族]]に[[ドルスザク]]を持たない[[《無明夜叉羅ムカデ》]]や[[《黒目龍竜》]]は残念ながら[[コスト踏み倒し]]の対象外となる。

-残り0マナの状態からコスト8以上の呪文を唱えることができるので、[[《追憶人形ラビリピト》]]を召喚したターンにオール[[ハンデス]]させることができる。《ラビリピト》は魔導具ではないために[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の早出しには貢献できなかったという問題を緩和できる。


-名前の由来は日本のロックバンド「氣志團」の代表曲「One Night Carnival」(ワン・ナイト・カーニバル)か。
--能力「無月の門・終」のルビも、この歌の歌詞にある「ピリオドの向こうへ」に掛けているのかもしれない。

**特徴 [#y057a613]
一見すると、魔導具がバトルゾーンと墓地に2つずつあるなら[[無月の門]]の条件を満たしているため、あえてこの呪文を使ってコスト踏み倒しする必要があるのか?と思うかもしれない。
しかし、実際には《卍夜の降凰祭》を使うことによるメリットは多く存在する。

:山札からドルスザクを出せる|
[[無月の門]]で出せるのは手札または墓地からである。[[無月の門・終]]の場合は[[リクルート]]もできるため、[[シールド]]、[[封印]]、[[マナゾーン]]に埋まらない限りどこからでも出すことができる。
[[無月の門]]で出せるのは手札または墓地からである。[[無月の門・終]]の場合は[[リクルート]]もできるため、[[シールド]]、[[封印]]、[[マナゾーン]]に埋まらない限りどこからでも出すことができる。[[《魔凰 デ・スザーク》]]のように特定の相手以外には効き目の少ないカードも[[銀の弾丸]]として使いやすくなる。

:[[無月の門・絶]]、[[虚無月の門]]のドルスザクを[[無月の門]]であるかのように使える|
[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]を魔導具合計4枚で、[[《卍 ギ・ルーギリン 卍》>《卍 ギ・ルーギリン 卍/卍獄ブレイン》]]を魔導具呪文を唱えずに、コスト踏み倒しすることができる。

:ドルスザクの下に置くカードを作為的にできる|
《卍夜の降凰祭》だと、山札・手札・墓地から、その時点で必要ではなくなったカードをピンポイントでドルスザクの下に置くことができるため[[山札圧縮]]になる。
その上、山札の残りが不安ならドルスザクの下に置かないことで山札回復にもなる。

:コスト8の呪文を代替コストで唱えられる|
呪文を唱えたことでトリガーする能力と組み合わせることができる。
「[[無月の門・終]]」は無月の門に含まれるので、[[ムーゲッツ]]の「自分の「無月の門」能力を使った時」も反応する。

:同名5枚目以降のドルスザクとして機能する|
出したいドルスザクを引けたり墓地に置けたりしたならそのまま[[無月の門]]、《卍夜の降凰祭》を引いたなら[[無月の門・終]]で山札から出したいドルスザクを出すことができる。

:使うタイミングが「自分の魔導具をバトルゾーンに出した時」に限定されない|
[[無月の門]]では「クリーチャーを出す時」にしか使用宣言できない。
《卍夜の降凰祭》だと、先に魔導具クリーチャーが2体ある状態で、後から墓地に魔導具が2枚確保できたときにもコスト踏み倒しできる。

**関連カード [#m8d15bfa]
-[[《卍 デ・スザーク 卍》]]
-[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#e0e9289e]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#m8d15bfa]
-illus.[[shosuke]]
--[[DMEX-07 「必殺!!マキシマム・ザ・マスターパック」]](M6/M12)

**参考 [#yc66bb32]
-[[呪文]]
-[[無月の門・終]]
-[[山札]]
-[[手札]]
-[[墓地]]
-[[見る]]
-[[ドルスザク]]
-[[クリーチャー]]
-[[魔導具]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[シャッフル]]
-[[マスター必殺カード]]
-[[【デ・スザーク】]]
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公式Q&A
>Q.「無月の門・終」で魔導具を選ぶ時、バトルゾーンにあるドルスザクの下に敷かれている魔導具を選ぶことができますか?
A.いいえ、クリーチャーの下に置かれているカードは特性が無視されていますので、魔導具として選ぶことはできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32857]]