#author("2019-02-13T19:40:31+09:00","","")
#author("2019-05-14T20:45:46+09:00","","")
*《&ruby(ディー){D};の&ruby(じごく){地獄}; ハリデルベルグ》 [#i5a8a344]

|Dの地獄 ハリデルベルグ R 闇文明 (5)|
|D2フィールド|
|自分のクリーチャーが破壊された時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)&br;(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)|
|Dスイッチ:自分のターンの終わりに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、そのターン中に破壊された自分のクリーチャーをすべて、墓地からバトルゾーンに戻してもよい。|

[[DMR-21>DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]]で登場した[[闇]]の[[D2フィールド]]。

味方全員に[[《封魔ジャックス・ピッコロ》]]と同じく[[pig]]で相手[[クリーチャー]]1体を-4000させる[[パワー低下]]を放てる上に、自分の終わりにその[[ターン]]中に[[破壊]]された味方[[クリーチャー]]全てを[[リアニメイト]]する[[Dスイッチ]]を持つ。

味方[[クリーチャー]]を[[破壊]]して相手の[[クリーチャー]]を道連れにしつつ、[[Dスイッチ]]で蘇らせて自分側だけ無傷で済ませるという使い方が分かりやすい組み合わせだが、肝心の[[破壊]]を誘発する[[能力]]は持っていない為、[[スーサイド]]等と組み合わせる必要がある。

同弾の「K」のイニシャルズは全員何かしらの[[スーサイド]][[能力]]を持っており、[[シナジー]]を発揮する。例えば[[《D2K ジゴクシヴァク》]]なら、あちらの条件を満たす事で2枚の[[ドロー]]と相手[[クリーチャー]]2体の[[除去]]を行った上に、[[コスト]]として[[破壊]]した[[クリーチャー]]を復活させられる。

だが、どうせなら豪快に自分の[[クリーチャー]]を[[破壊]]した上で[[Dスイッチ]]を使いたいところ。

[[《悪魔龍王 デストロンリー》]]や[[《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》]]と組み合わせれば、相手の[[クリーチャー]]だけを[[破壊]]した形にできる。
この[[カード]]の1番目の[[能力]]はほぼ意味がなくなってしまうものの、[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]等も[[除去]]に巻き込む事ができる。そうでなくとも[[Dスイッチ]]をフルに活用するならばオマケのようなものと考えてもいいだろう。

他に[[《暴食の悪魔龍 グラトニー》]]や[[《ハングリー・ガントレット》]]など、[[cip]]や[[呪文]]以外で自分の[[クリーチャー]]を[[コスト]]にする[[能力]]ならば、この[[フィールド]]を出した[[ターン]]中に[[Dスイッチ]]が使うこともできるので、[[D2フィールド]]の弱点である張り替えや[[除去]]が気にならない。

[[サイクル]]の中でも[[汎用性]]は低いが、能力は強力でありほぼ[[コンボ]]向きと言える。面白い[[デッキ]]を組んでやりたいところ。

-変わったところでは[[《JK大バクチ》]]の敗北時の[[デメリット]]を帳消しにするのにも使える。

-[[能力]]は全て[[強制]]。[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]等選びたくない[[クリーチャー]]がいる場合も[[パワー低下]]させなければならず、[[Dスイッチ]]の[[能力]]は[[ターン]]中に[[破壊]]された[[クリーチャー]]全てが対象なので、[[《学校男》]]等[[ディスアドバンテージ]]が大きい[[クリーチャー]]も戻さなければならない。

-[[進化クリーチャー]]も[[リアニメイト]]できるが、当然[[進化元]]は必要である。[[進化クリーチャー]]が[[破壊]]されても1体でしかカウントされないので、[[進化元]]と一緒に[[リアニメイト]]ということはできない。

-同じく横向きの[[カード]]の[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]とは好相性。[[ターン]]の終わりに[[《極・魔壊王 デスゴロス》]]に[[龍解]]して相手[[クリーチャー]]を2体[[破壊]]した上で、-4000×4の[[パワー低下]]を放てる。これでも強力なのに、[[Dスイッチ]]を発動すれば生贄にした[[クリーチャー]]が戻って来る上に、[[cip]]の使い回しもできる。

-名前の由来はドイツの都市のひとつ「ハイデルベルク」だと思われる。また[[カードイラスト]]に多数の針が描かれていることや、ベルグ(Berg)がドイツ語で「山」を意味することを考えると、「針が出る山」と言った意味もあるのだろう。さしずめ「針山地獄」といったところか。

-このカードを描いた[[MISAWA_K]]氏によると、真ん中の大きな拳は[[《魔天斬 ドゥームズ》]]のナックルを意識して描いたとのこと。その後《ドゥームズ》は[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]にてカード化されている。

**[[サイクル]] [#eba87623]
[[DMR-21>DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]]の[[レア]][[D2フィールド]]サイクル。
-[[《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》]]
-[[《Dの悪意 ワルスラー研究所》]]
-''《Dの地獄 ハリデルベルグ》''
-[[《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》]]
-[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]

**関連カード [#a61862b8]
-[[《D2K ジゴクシヴァク》]]

**収録セット [#y2a388e5]
-illus.[[MISAWA_K]]
--[[DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]]
--[[プロモーション・カード]]([[P34/Y15>プロモーション・カード(第11期〜第15期)]])([[アルトアート]])

**参考 [#qab233b7]
-[[D2フィールド]]
-[[闇]]
-[[パワー低下]]
-[[Dスイッチ]]
-[[リアニメイト]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[レア]]