#author("2019-12-17T09:12:27+09:00","","")
#author("2019-12-26T20:14:31+09:00","","")
*《&ruby(ポ){P};・&ruby(ポ){P};・&ruby(ピ){P};・&ruby(パ){P};》 [#h04f3487]

|P・P・P・P VR 光文明 (5)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/イニシャルズ 6000|
|ブロッカー|
|このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。|
|自分のターンのはじめに、自分の《P・P・P・P》がバトルゾーン、マナゾーン、墓地それぞれに1体あれば、自分の手札にある《P・P・P・P》を見せてもよい。そうしたら、自分はゲームに勝つ。|

[[DMR-22>DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]で登場した[[光]]の[[エンジェル・コマンド]]/[[イニシャルズ]]。[[エクストラウィン]]を持つ新たな[[カード]]。

大雑把に言えば、その条件はデッキに投入した4枚の《P・P・P・P》をすべて揃える事。性質としては[[《ケロヨン・カルテット》]]に近いが、その場所は[[バトルゾーン]]、[[マナゾーン]]、[[墓地]]、[[手札]]の''4つの[[ゾーン]]に1枚ずつ''に変わっている。

[[バトルゾーン]]に4体揃えるよりは、はるかに[[コスト]]が軽く済み、[[墓地肥やし]]さえできればあとは[[召喚]]と[[マナチャージ]]するだけで揃う事も十分ありうる。
逆に言えばそれぞれの[[ゾーン]]に対する[[メタ]]に弱くなったとも言える。[[除去]]・[[ランデス]]・[[ハンデス]]・[[墓地肥やし]]メタのいずれかを相手が使えばその分[[エクストラウィン]]が遠のく。
また、[[シールドゾーン]]や[[封印]]に埋まってしまえば自然に揃うことはまずなくなってしまう。

この[[クリーチャー]]で[[エクストラウィン]]を達成したいならば、[[デッキ]]全体の[[カード]]の循環を良くした専用構築が必要になる。
[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]や[[《プライマル・スクリーム》]]、[[《ダンディ・ナスオ》]]、[[《ハピネス・ベル》]]など、3つ以上の[[ゾーン]]に触れられる[[カード]]を中心に組んでいくと良いだろう。
[[《ロジック・サークル》]]などの[[サーチ]][[能力]]を利用する際は、この[[カード]]や循環用カードを引き寄せる傍、[[山札]]にあるこのカードの枚数を把握し[[シールドゾーン]]や[[封印]]に埋まっていないか確認するのもテクニック。
守りには[[シールド]]に埋まっているこの[[クリーチャー]]を[[落とし>落ちる]]つつ[[ターン]]を稼げる[[《スローリー・チェーン》]]が最適。

[[トリガー]]は自分の[[ターン]]のはじめというシビアなタイミングであるため、相手のターンをまたぐ間に妨害される可能性は高い。[[S・トリガー]]や[[S・バック]]等を駆使し、相手の[[ターン]]中に自分の[[カード]]を移動させられる工夫もしたいところ。

デッキビルディングにおいて、カードの回し方、循環ができるカードの知識を問われる上級者向けのカードであると言える。

-[[【カリヤドネループ】]]のフィニッシャーとして使うことが現実的な運用法と言える。[[墓地]]、[[手札]]を整えることは元より、[[《無法警報PSY》>《無法地帯 マクラーゲン/無法警報PSY》]]で[[シールド]]落ちに対処でき、[[《「大当たり!もう一本!!」》>《凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》]]と[[《次元の嵐 スコーラー》]]でエクストラターンを2ターン得てこのカードを素出しするターンとエクストラウィン能力を発動するターンを行使できるためである。

-[[エクストラウィン]]の[[効果]]を発生させるのは[[バトルゾーン]]にある《P・P・P・P》のみ。そのため、[[《名も無き神人類》]]を加えても機能しない。また、[[《完全防御革命》]]に防がれてしまう。


-その名前からピコ太郎の「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」のパロディかと思われやすい。しかし、PPAPの動画が投稿された2016年8月25日よりも前、7月15日に発売された[[コロコロコミック]]2016年8月号掲載の漫画「VS」にて[[破道 ロクロー]]が先駆けて使用している。たまたま近い時期に知られるようになったのみで特に関係は無いと思われる。
//ブレイクのきっかけとなったとされるジャスティン・ビーバーのツイートは9月27日だからである。それに、そもそもカードの製作は発売の数ヶ月前から行うものであり、発売まで1ヶ月もない(しかも当時はまだ無名)時期に急ごしらえで新規カードを作るとは考えにくい。

-上記の通り漫画では[[破道 ロクロー]]が使用。[[エクストラウィン]][[能力]]はこの[[クリーチャー]]が膨れ上がって爆発するという表現がなされていた。暴力を嫌って[[《D2P ヘビーポップ》]]の平和的な[[エクストラウィン]]を戦略としたアニメ版のロクローとは対照的である。

**関連カード [#d49ae556]
-[[《P・M・O・M・Y》]]
-[[《O・HA・NA・P》]]
-[[《ケロヨン・カルテット》]]

**収録セット [#xf564a9d]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]
-illus.[[武内いぶき]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」]]

**参考 [#ga3f22d3]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[イニシャルズ]]
-[[ブロッカー]]
-[[エクストラウィン]]