#author("2019-10-16T20:06:03+09:00","","")
#author("2019-10-16T20:08:43+09:00","","")
*【&ruby(ごしょく){5色};フェアリー・ミラクル】 [#mfdc9b13]

[[《フェアリー・ミラクル》]]を中心とした[[【5色デッキ】]]の一種。
//最初に実戦的なデッキとして完成した[[【5色デッキ】]]である。

|フェアリー・ミラクル C 自然文明 (3)|
|呪文|
|自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|
|自分のマナゾーンにすべての文明が揃っていれば、さらにもう1枚、自分の山札の上からカードをマナゾーンに置く。|
 
5色専用[[マナブースト]]である[[《フェアリー・ミラクル》]]のほか、[[《龍仙ロマネスク》]]や[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]などで[[マナ]]を大量に確保。増えたマナから[[グッドスタッフ]]的な[[重い]]カードで[[バトルゾーン]]を圧倒していくのが基本的なスタイルである。

その他にも、「多色ならではのカード」が多数搭載されるのが大きな特徴である。具体的には[[《ニコル・ボーラス》]]や[[《龍仙ロマネスク》]][[《超次元ガード・ホール》]]といった[[多色]]ゆえのコスト設定がなされたパワーカード群である。

[[エピソード1]]以降、[[《偽りの名 ゾルゲ》]]や[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]など、このデッキと相性のいい重量級多色カードが次々に登場。また、色を持たない[[無色]]ゆえ5色と相性は良くないものの、豊富に伸びたマナを活かせる[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]や[[《「祝」の頂 ウェディング》]]などの[[ゼニス]]も[[フィニッシャー]]としてよく投入されるようになった。
その後[[ドラゴン・サーガ]]にて、[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]という強力な[[スーパーS・バック]]を手に入れたおかげで防御力が大幅に上昇した。

**主要カード [#z51ec6dd]
|[[《フェアリー・ミラクル》]]|5色専用の強力[[ブースト]]|

**候補カード [#l3c51b11]
***光 [#ve268e80]
|[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]|[[シールド回収]]と[[シールド追加]]ができる''[[ドラゴン]]''|
|[[《煌メク聖壁 灰瞳》]]|[[シールド回収]]兼[[シールド追加]]|
|[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]|相手の[[呪文]]を封じる''[[ドラゴン]]''|
|[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]|~|

***水 [#ua71f31a]
|[[《龍覇 M・A・S》]]|[[置きドロー]]の[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]を呼び出す|
|[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]|[[墓地]]のコスト7以下の[[呪文]]を詠唱しながら[[回収]]できる''[[ドラゴン]]''|

***火 [#o1af89b4]
|[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]|効果バトルのcipを持ち、バトルに勝つたびに1ドロー。|
|[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]|[[cip]]で小型クリーチャーを除去できる''[[ドラゴン]]''。|
|[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]|[[タップイン]]と[[スピードアタッカー]]化の[[マッドネス]]の''[[ドラゴン]]''|
|[[《伝説のレジェンド ドギラゴン》]]|バトルに勝つと[[敗北回避能力]]が発動される''[[ドラゴン]]''。|
|[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]※|[[ガチンコ・ジャッジ]]で追加ターンを行う凶悪[[フィニッシャー]]の''[[ドラゴン]]''|
|[[《龍世界 ドラゴ大王》]]|[[ドラゴン]]でないクリーチャーの登場を封じる。''自分の[[ドラゴン]]でないクリーチャーも出せなくなるので注意''|

***自然 [#ccf0a842]
|[[《ドルツヴァイ・アステリオ》]]|[[マッハファイター]]。バトルに勝つと大量[[マナブースト]]|
|[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]|[[多色マナ武装]]5で[[スーパーS・バック]]。[[【速攻】]]及び[[龍解]]対策ができる''[[ドラゴン]]''|
|[[《古代楽園モアイランド》]]|相手の[[呪文]]と相手のフィールドの展開を封じる|
|[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]|相手クリーチャーの[[cip]]を封じる[[フィニッシャー]]の''[[ドラゴン]]''。|
|[[《最強虫 ナゾまる》]]|自分のターンの始めに[[ミノまじかる]]でマナゾーンから[[コスト踏み倒し]]が可能|

***無色 [#k99e538b]
|[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]|[[召喚]]時にオール[[バウンス]]、相手の[[コマンド]]と[[ドラゴン]]の登場を封じる''[[ドラゴン]]''|

***多色クリーチャー [#zb534461]
|[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]|[[S・トリガー]][[ブロッカー]]。[[cip]]で相手1体を[[ロック]]できる''[[ドラゴン]]''|[[光]]/[[水]]|
|[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]|疑似[[マッドネス]]付きの大量[[呪文]]回収される''[[ドラゴン]]''|~|
|[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]|[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]を封じる|[[光]]/[[闇]]|
|[[《無双龍聖イージスブースト》]]|[[S・トリガー]][[ブロッカー]]。[[cip]]で[[マナブースト]]できる''[[ドラゴン]]''|[[光]]/[[自然]]|
|[[《水晶邪龍 デスティニア》]]|[[マナゾーン]]に[[多色]]が4枚以上あれば疑似[[《ミラクルとミステリーの扉》]]になる''[[ドラゴン]]''|[[水]]/[[闇]]|
|[[《百族の長 プチョヘンザ》]]|[[ファイナル革命]]で[[全体除去]]。自分の[[マナゾーン]]の数より小さい[[コスト]]の相手[[クリーチャー]]を[[タップイン]]できる''[[ドラゴン]]''|~|
|[[《ドキンダム・アポカリプス》]]|全てのクリーチャーを[[封印]]。|[[闇]]/[[火]]|
|[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]である''[[ドラゴン]]''|[[火]]/[[自然]]|
|[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]|[[ニンジャ・ストライク]]7。山札回復と[[シールド追加]]の他、[[マナブースト]]と盾落ちケアも可能。色基盤としても優秀。|[[光]]/[[水]]/[[自然]]|
|[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|色基盤としても優秀。[[除去]] 兼 [[ランデス]] 兼 [[マナブースト]]が出来る''[[ドラゴン]]''|[[光]]/[[闇]]/[[自然]]|
|[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]|色基盤としても優秀。[[召喚]]限定の[[マナブースト]]兼[[ドラゴン]]限定の[[マナ召喚]]兼自分の[[ドラゴン]]に[[スピードアタッカー]]と[[スレイヤー]]を付与される''[[ドラゴン]]''|~|
|[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]|色基盤としても優秀。[[召喚]]限定の[[マナブースト]]兼[[ドラゴン]]限定の[[マナ召喚]]兼自分の[[ドラゴン]]に[[スピードアタッカー]]と[[スレイヤー]]を付与できる''[[ドラゴン]]''|~|
|[[《偽りの王 モーツァルト》]]|色基盤としても優秀。[[cip]]でドラゴン以外破壊。相手のドラゴン以外の攻撃を[[ロック]]できる''[[ドラゴン]]''|~|
|[[《龍仙ロマネスク》]]|色基盤としても優秀。[[cip]]で4[[ブースト]]可能。自分のターン終了時に自分のマナゾーンのカードを1[[ランデス]]される''[[ドラゴン]]''|[[光]]/[[火]]/[[自然]]|
|[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]|色基盤としても優秀。[[cip]]で2枚[[マナブースト]]可能な''[[ドラゴン]]''。|~|
|[[《ニコル・ボーラス》]]|色基盤としても優秀。[[cip]]で7枚[[ハンデス]]。[[アタックトリガー]]で[[確定除去]]される''[[ドラゴン]]''|[[水]]/[[闇]]/[[火]]|
|[[《超越男》]]|0[[マナ]]だが1枚で[[《フェアリー・ミラクル》]]の条件を満たせる。[[U・ソウル]]持ち[[S・トリガー]][[S・バック]](多色)[[シールド・ゴー]][[ニンジャ・ストライク]]5[[ロスト・プリズム]][[ガードマン]][[パワーアタッカー]][[ハンティング]][[スレイヤー]][[エスケープ]][[ダイナモ]]持ち[[クリーチャー]]|[[光]]/[[水]]/[[闇]]/[[火]]/[[自然]]|

**ツインパクト [#xceec251]
***光 [#ja690b9b]
|[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]|《奇石 ミクセル》で相手の大型獣の早期の登場を防ぎ、《ジャミング・チャフ》で相手の呪文を封じる|

***水 [#s90cebe9]
|[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]|[[S・トリガー]] 。[[山札]]から欲しいカードを[[サーチ]]。|

***自然 [#r5d8fa9f]
|[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]|《キングダム・オウ禍武斗》の[[破天九語]]でシールドを大量ブレイクし、《轟破天九十九語》ではお互いに大量展開。|
|[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]|《白米男しゃく》で[[マナブースト]]と任意の[[マナ回収]]。《黒豆だんしゃく》では相手の[[cip]]持ちクリーチャーをマナ送り。|

**呪文 [#zb87294d]
***光 [#n5fe91af]
|[[《オリオティス・ジャッジ》]]|[[S・トリガー]]。お互いマナゾーンのカードの枚数以下のコストのクリーチャーを[[山札の下]]へ|

***水 [#oc4f1063]
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|[[S・トリガー]] [[バウンス]] 兼 [[手札補充]]|
|[[《ホーガン・ブラスター》]]※|[[S・トリガー]]。山札からランダムで進化でない[[クリーチャー]]か[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]|
|[[《超次元ガロウズ・ホール》]]※|[[超次元]][[呪文]] 。[[サイキック・クリーチャー]]以外を[[バウンス]]|

***闇 [#kb5ebdba]
|[[《ロスト・ソウル》]]|相手の手札を全て[[ハンデス]]|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[超次元]][[呪文]]。 墓地からクリーチャーを回収|

***自然 [#q4ef0cb2]
|[[《ガチンコ・ルーレット》]]※|[[マナブースト]]|
|[[《セブンス・タワー》]]※|~|
|[[《獅子王の遺跡》]]|~|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|~|
|[[《お清めトラップ》]]|[[マナブースト]]兼[[墓地肥やし]]妨害|
|[[《コクーン・シャナバガン》]]|[[スーパー・S・トリガー]]でマナゾーンから[[自然]]のクリーチャーを[[コスト踏み倒し]]|

***多色 [#v905389b]
|[[《魂と記憶の盾》]]※|[[シールド]]への軽量[[除去]]|[[光]]/[[水]]|
|[[《反撃のサイレント・スパーク》]]|[[S・トリガー]]|~|
|[[《レインボー・スパーク》]]|~|~|
|[[《支配のオラクルジュエル》]]|~|[[光]]/[[闇]]|
|[[《天使と悪魔の墳墓》]]|[[ハイランダー]]寄りの構築の場合|~|
|[[《ボルメテウス・ホワイト・フレア》]]|~|[[光]]/[[火]]|
|[[《調和と繁栄の罠》]]|指定した[[文明]]の[[攻撃]]を[[ロック]]|[[光]]/[[自然]]|
|[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]※|[[多色]][[超次元]][[呪文]] 。[[《龍世界 ドラゴ大王》]]がいると腐るので注意|~|
|[[《デモンズ・ライト》]]|[[ドロー]]兼相手クリーチャーの[[パワー低下]]|[[水]]/[[闇]]|
|[[《英知と追撃の宝剣》]]※|[[除去]]兼[[ランデス]]|~|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|[[S・トリガー]]|~|
|[[《超次元ガード・ホール》]]|[[多色]][[超次元]][[呪文]] 。[[進化]]以外のクリーチャーを[[シールド送り]]|~|
|[[《フェアリー・シャワー》]]|[[S・トリガー]]。[[手札補充]]兼[[マナブースト]]|[[水]]/[[自然]]|
|[[《ハムカツ団の爆砕Go!》]]|[[S・トリガー]]|[[火]]/[[自然]]|
|[[《蒼龍の大地》]]|[[S・トリガー]]。自分のマナゾーンから[[コスト踏み倒し]]|~|
|[[《ガールズ・ジャーニー》]]|[[S・トリガー]]。3[[ドロー]]兼マナ基盤|[[光]]/[[水]]/[[自然]]|
|[[《ボーイズ・トゥ・メン》]]|~|[[光]]/[[闇]]/[[自然]]|

**サイキック・クリーチャー [#x7d725d8]

|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]|耐性持ち大型[[ブロッカー]]。[[覚醒]]時に山札回復が可能|
|[[《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》]]|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]の[[同型再販]]。''[[ドラゴン]]''であるため[[《龍世界 ドラゴ大王》]]がいても出せるが、[[覚醒]]時の山札回復は基本的に狙えない|
|[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|[[攻撃]]されない[[置きドロー]]。[[コマンド]]でないため[[《超次元ガード・ホール》]]ではバトルゾーンに出せない。|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|[[アンタップキラー]]の[[スピードアタッカー]]の''[[ドラゴン]]''|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|相手マナを[[タップイン]]させられる''[[ドラゴン]]''|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|[[cip]]で敵獣1体の動きを封じる。[[コマンド]]でないため[[《超次元ガード・ホール》]]ではバトルゾーンに出せない。|
|[[《アルプスの使徒メリーアン》]]|[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]で登場時シールドを増やせる[[ブロッカー]]。[[コマンド]]でないため[[《超次元ガード・ホール》]]ではバトルゾーンに出せない。|
|[[《イオの伝道師ガガ・パックン》]]|[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]で登場時シールドが増やせ、相手の呪文を唱えるコストを1多くする。[[コマンド]]でないため[[《超次元ガード・ホール》]]ではバトルゾーンに出せない。|
|[[《激相撲!ツッパリキシ》]]|自分のクリーチャーを[[パンプアップ]]。[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の[[ファイナル革命]]の範囲を広げる戦略が取れる。[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]、[[《超次元リバイヴ・ホール》]]、[[《超次元ガロウズ・ホール》]]、[[《超次元ガード・ホール》]]と出せる[[超次元呪文]]の範囲が広い|
|[[《時空の封殺ディアス Z》]]|攻撃時に山札回復と[[墓地]]利用対策をしつつ[[カード指定除去]]が可能な''[[ドラゴン]]''。[[《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》]]に覚醒すると相手の小型クリーチャーの維持が不可能に|
|[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]]|[[アタックトリガー]]で[[呪文]][[サルベージ]]できる''[[ドラゴン]]''|
|[[《時空のガガ・シリウス》]]|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]や[[《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》]]を上回るパワーの大型ブロッカー。|
|[[《時空の不滅ギャラクシー》]]|[[除去]]されると[[置換効果]]で[[覚醒]]|
|[[《撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー》]]|[[《時空の不滅ギャラクシー》]]の覚醒後。このクリーチャー以外の自軍全てを[[ブロッカー]]化|
|[[《超時空ストーム G・XX》]]|[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]に[[覚醒]]することで、[[アタックトリガー]]で[[サイキック・クリーチャー]]を大量展開することができる[[フィニッシャー]]である''[[ドラゴン]]''|

**ドラグハート [#vfce5a9a]
|[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]|除去されにくい[[置きドロー]]|

**構築について [#tce43a1d]
[[《フェアリー・ミラクル》]]による[[マナブースト]]を主軸とするため、[[自然]]と[[多色]]の[[カード]]を多めに採用する。[[《フェアリー・ミラクル》]]だけに[[ブースト]]を任せると不安定なので、他のマナブーストも併用して8枚前後のマナ加速を入れることが多い。

[[手札補充]]は[[水]]のカードのほか、[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]などの[[置きドロー]]、[[《白米男しゃく》>《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]や[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]などの[[マナ回収]]などで行う。[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]や[[《蒼龍の大地》]]といった[[コスト踏み倒し]]呪文や[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]を出せば[[ドラゴン]]の[[マナ召喚]]ができるようになるので、[[マナ回収]]の手間を挟むことなく[[マナゾーン]]から展開できる。

[[《フェアリー・ミラクル》]]の効果を安定して使うため、[[単色]]・[[多色]]合わせて各色10枚前後、自然は15〜20枚程度にすることが多い。[[多色]]カードは15枚前後、多いものでは20枚以上投入されるが、前者と後者では構築のコンセプトが違うためどちらが優れているとは言えない。

[[グッドスタッフ]]性の高いデッキのため、中盤に扱うカードの選択や[[フィニッシャー]]によって、構成は大きく変化する。
たとえば[[【速攻】]]や[[ビートダウン]]、[[ランデス]]、[[ハンデス]]への対策として、各種[[シノビ]]や[[ブロッカー]]、[[《光波の守護者テルス・ルース》]]、[[《墓守の鐘ベルリン》]]などでメタを張ることもあり、その場合は[[光]]も重要になってくる。[[《インフェルノ・サイン》]]を入れた[[リアニメイト]]主体のものも存在していたが、[[《インフェルノ・サイン》]]の[[殿堂]]入り後は[[リアニメイト]]を戦術の中心に置くことはほぼなくなった。

[[フィニッシャー]]としては、5色かつマナが伸びるデッキということもあり、有力な[[重い]]フィニッシャーのほとんどを考慮できる。特に[[エピソード1]]以降、[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]や[[《「祝」の頂 ウェディング》]]、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]など強力な大型獣が次々と登場した。それら[[カードパワー]]の高いものを主力にし、[[環境]]に合わせてバリエーションを持たせる構成が多い。地域のメタなどに合わせて様々なフィニッシャーを選べるのもこのデッキの強みなので、是非それを生かした構築にしたい。

マナが伸びて重量級のクリーチャーを難無く扱えるということで、通常なら専用構築のデッキで扱わなければならないカードも出張パーツとして利用可能。
//[[《禁断〜封印されしX〜》]]を用意して[[《オールデリート》]]を勝ち筋の1つとしても良いし、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]を[[禁断爆発]]させて全体除去と打点補強を行っても良い。

[[新章デュエル・マスターズ環境]]は[[ビートダウン]][[デッキ]]の多くが最速での[[ダイレクトアタック]]を優先して[[S・トリガー]]などの防御札を4枚程度の採用に抑えるため、正規[[コスト]]で[[プレイ]]することを前提とする重量級[[カード]]の多くに[[S・トリガー]]が付いているこのデッキは、運が良ければだが3ターンキルの横行するようなビートダウンに対しても[[カードパワー]]の差でカウンターを成功させることが可能。[[《龍仙ロマネスク》]]の殿堂解除以降、その傾向が強くなったと言える。

**このデッキの弱点 [#gff17df5]
5[[文明]]分の[[マナ]]を[[多色]]で賄うため、通常の[[デッキ]]よりも[[ランデス]]が刺さりやすい。序盤に[[《マナ・クライシス》]]や[[《焦土と開拓の天変》]]で[[自然]]の[[カード]]や3色持ちの[[多色]]を狙われると苦しくなる。

また、マナは大量に確保できる反面、手札はあまり貯まらない傾向にある。そのため手札とマナのカードを入れ替える[[《魔天降臨》]]が[[刺さる]]ことが多い。使われる前に[[《ロスト・ソウル》]]で相手の手札をすべて叩き落とすか、[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]や[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]や[[《古代楽園モアイランド》]]などの呪文[[ロック]]クリーチャーで対策したい。[[手札補充]]については[[《未来妖精ミクル/ミラクル・ブレイン》]]の登場によって幾分か改善された。

他には[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]には注意したい。最大5枚のマナをロックされるため、出されるとほぼ1ターン動けなくなってしまう。[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]が投入されていそうなデッキを相手にした際には[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]を手札に持っておきたい。

序盤は使いやすい軽量呪文や[[《フェアリー・ミラクル》]]などのブーストに頼ることが多いので、[[《タイム3 シド》]]や軽量[[ハンデス]]からの[[《虚構の影バトウ・ショルダー》]]などに非常に弱い。これらのカードを序盤に出されると《フェアリー・ミラクル》などが唱えにくくなり、こちらの動きが止まって相手に一方的にやられる可能性がある。

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**その他 [#q7c44975]
-かつては[[メタデッキ]]の中ではそこそこ安価で作れるデッキだった。軸となるカードは[[コモン]]・[[アンコモン]]が中心であり、それ以外のカードも[[構築済みデッキ]]に[[再録]]されたカードが多かったためである。

-[[エピソード1]]以降は[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や各種[[アンノウン]]、[[ゼニス]]などの高レアリティのカードが主力になることが多くなったため、あまり財布には優しくない。

-やや[[ファンデッキ]]寄りになるが、[[5色レインボー]]と[[《五連の精霊オファニス》]]を併用するタイプもある。その他、[[【バイオレンス・サンダー】]]や[[【無限オーケストラ】]]の基盤にするなど、[[多色]][[カード]]を[[フィニッシャー]]にする[[デッキ]]の基盤としての柔軟性は高い。

-[[《フェアリー・ミラクル》]]の存在ゆえに「[[単色]][[事故]]」というものが存在する。これは序盤の[[手札]]が[[単色]][[カード]]ばかりで《フェアリー・ミラクル》が有効に機能しないことを指す。当然ながら極力避けたい事態ではあるが、かといってそれを防ぐために[[多色]]を積みすぎると、今度は[[タップイン]]で展開が遅れやすくなってしまう。そのため[[多色]]の枚数や[[色]]の組み合わせなどには[[デッキビルディング]]の段階で細心の注意を払いたい。

-前述の理由で苦手としていた[[《魔天降臨》]]は[[ドラゴン・サーガ]]期に[[殿堂入り]]した。同時に[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]や[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]などが登場し、5色を推奨するかのような動きが見られ、注目度が高まった。しかし、[[革命編]]ではさらに別の天敵である[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]が登場したため、今度はそれに対抗するための手段が求められるようになっている。

-上述の通り、元々5色デッキとはフェアリー・ミラクルの強力なブースト効果を使いたいがためのデッキ、という一面が強かった。しかし、時代の変革と共にその傾向は絶対のものではなくなっている。例えば、[[【5色ドギラゴン剣】]]は構築の都合上フェアリー・ミラクルが入ることは少なく、そもそもコントロールデッキですらない。

**参考 [#td713703]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/5色デッキ]]
-[[【5色デッキ】]]
-[[《フェアリー・ミラクル》]]
-[[ビッグマナ]]
-[[グッドスタッフ]]
-[[【ターボゼニス】]]
-[[【薫風武装】]]
-[[【5色ジャックポット・エントリー】]]