#author("2019-12-01T08:03:01+09:00","","")
#author("2019-12-04T01:16:56+09:00","","")
*アンタッチャブル [#j0d8a5da]

[[クリーチャー]]や[[呪文]]の「[[能力]]の対象」として選ぶ事ができない[[能力]]の俗称。

ただし、「[[攻撃]]や[[ブロック]]の目標」として選ぶことは可能。

|光器ペトローバ SR 光文明 (5)|
|クリーチャー:メカ・デル・ソル 3500|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、メカ・デル・ソル以外の種族を1つ選ぶ。その種族のクリーチャーすべてのパワーは+4000される。|
|相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。|
#hr
|異端流し オニカマス UC 水文明 (2)|
|クリーチャー:ムートピア 2000|
|相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)|
|相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主の手札に戻してもよい。|

アンタッチャブルを持つ[[クリーチャー]]は相手の[[能力]]の対象として選択できない。

[[《デーモン・ハンド》]][[《アクア・サーファー》]][[《父なる大地》]]など、大抵の[[除去]][[カード]]は対象を選ぶタイプである。よって、アンタッチャブルの[[クリーチャー]]は多くの[[除去]]を無力化することができる。

[[呪文]]の[[効果]]であれ、[[クリーチャー]]の[[能力]]であれ、[[テキスト]]に「クリーチャーを1体''選び''」などと書かれている場合でも選択できない。また、「クリーチャーを1体[[破壊]]する」などの間接的に選択を伴う[[テキスト]]であれば、やはりアンタッチャブルの[[クリーチャー]]を選ぶことはできない。[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]がそれ1体しかいなくても、それがアンタッチャブルならばもちろん選ぶことはできない。

アンタッチャブル[[クリーチャー]]の弱点は、''対象を取らずに''全体に[[効果]]を及ぼす[[《スーパー・スパーク》]][[《アポカリプス・デイ》]][[《希望の親衛隊ファンク》]]などである。他には[[能力]]の対象を''相手に選ばせる''[[《魔刻の斬将オルゼキア》]][[《黒神龍アバヨ・シャバヨ》]]など。自分で自分の[[カード]]を選ぶ[[効果]]にもアンタッチャブルは働かない。

また[[殴り返し]]は受けるため、[[パワー]]が低い[[クリーチャー]]の場合[[アンタップキラー]]などにも注意が必要。さらに、あまり見かけないが[[パワー]]で対象を取る[[《ドラゴン・シャウト》]]でも[[破壊]]が可能である。

[[除去]]されにくい大型のアンタッチャブルは[[フィニッシャー]]としてよく使われる。[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]は[[【超次元コントロール】]]ではよく見かける[[フィニッシャー]]である。他には、[[【除去グラディエーター】]]、[[【除去マインコントロール】]]などの[[デッキタイプ]]が存在する。

場持ちが良いために序盤に小型のアンタッチャブルを出せばそれが終盤まで残ることは珍しくもなく、フィニッシュの際に[[革命チェンジ]]や[[スーサイド]]など[[クリーチャー]]の存在を前提条件とする[[効果]]を安定して実行できる。

-当然ながら、アンタッチャブルを[[付与]]する[[能力]]は強力である。自軍をまとめてアンタッチャブルに出来れば、[[除去]]に対して非常に強固な軍団となる。

-[[《早撃人形マグナム》]]や[[《制御の翼 オリオティス》]]をはじめとした''「[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]][[に出した時、>cip]]その[[クリーチャー]]を〜〜する。」''といった[[コスト踏み倒しメタ]]の[[除去]]は受けてしまう。これは選んでいる訳ではなく、[[コスト踏み倒し]]したという条件で[[除去]]が発生しているため。

-基本的に[[光]][[文明]]の[[能力]]であるが、[[自然]][[文明]]には少数、その他の[[文明]]にももっと数は少ないが存在する。英語の"untouchable"は「神聖な(ので触れられない)」という意味で、いかにも[[光]][[文明]]らしい。

-元々は[[Magic:The Gathering]]で使われていた俗称。
ただしMTGでアンタッチャブルと呼ばれていたものは「相手だけでなく自分も選ぶことができない」という『被覆』のことである。DMの「相手だけが選べない」ものは『呪禁』(じゅごん、一方通行とも)が近い。

-この[[能力]]を[[光]][[文明]]が多く持っている傍ら、天敵である[[アンタップキラー]]も[[光]][[文明]]を狙うものは多い。お互い対策は必要である。

-[[アンタッチャブル]][[能力]]を与えられる[[クロスギア]][[《ペトリアル・フレーム》]]は、この[[能力]]を持つ中で最も代表的な[[《光器ペトローバ》]]が名前の由来と思われる。

-[[DM-37>DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」]]の[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]/[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]])は名の通りこの[[能力]]を持つ。おそらく意図的につけられた[[名前>カード名]]だろう。

//数が多いのでマイナーなものをいくつか割愛しました
***代表的なアンタッチャブルのクリーチャー [#l6c0be71]
-[[《光器ペトローバ》]]
-[[《聖皇エール・ソニアス》]]
-[[《囚われのパコネコ》]](自分の[[ビークル・ビー]]がいる時)
-[[《光彗星アステロイド・マイン》]]
-[[《暴走機械オーバースキル》]]
-[[《G・A・ペガサス》]]([[G・リンク]]した時)
-[[《破壊神デス》]]([[トライ・G・リンク]]した時)
-[[《地神エメラルド・ファラオ》]]
-[[《魔光神レオパルドII世》]](G・リンクした時)
-[[《陰陽の伝道士セイメイ》]]
-[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]/[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]
-[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]
-[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]([[クリーチャー]]の[[能力]]に対してのみ)
-[[《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》]]
-[[《我牙の精霊 HEIKE・XX》]]
-[[《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》]]([[火]]の[[呪文]]、[[クリーチャー]]の[[能力]]のみ)
-[[《墓守の鐘ベルリン》]]([[呪文]]に対してのみ)
-[[《偽りの名 シャーロック》]]
-[[《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》]]
-[[《真実の名 リアーナ・グローリー》]]
-[[《神聖斬 アシッド》]](相手[[ターン]]のみ)
-[[《龍素王 Q.E.D.》]]([[呪文]]に対してのみ)
-[[《龍覇 メタルアベンジャー》]]([[呪文]]に対してのみ)
-[[《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》]]([[クリーチャー]]の[[能力]]に対してのみ)
-[[《異端流し オニカマス》]]
-[[《超絶の名 シャーロック》]]
-[[《無法地帯 マクラーゲン》>《無法地帯 マクラーゲン/無法警報PSY》]]([[クリーチャー]]または[[呪文]]の[[能力]]に対してのみ)
-[[《Wave All ウェイボール》]]([[クリーチャー]]の[[能力]]に対してのみ)
***代表的なアンタッチャブル効果を[[付与]]するカード [#w9016007]
-[[《ペトリアル・フレーム》]]([[クロス]]先)
-[[《ポッピ・ラッキー》]](自分の[[ドラゴン]])
-[[《光器クシナダ》]](自分の[[進化クリーチャー]])
-[[《天雷の龍聖ロレンツォIV世》]](自分の他の[[ナイト]])
-[[《巡霊者アテルイ》]](自分の[[パワー]]6000以上のクリーチャー)
-[[《カンクロウ・ブラスター》]](唱えた[[ターン]]中、[[呪文]]に対してのみ)
-[[《超電磁パトリオット・エース》]](自分の[[光]]または[[闇]]の[[クリーチャー]])
-[[《ピュアキャット》]](自分の[[コスト]]7以上の[[クリーチャー]])

**擬似的なアンタッチャブル [#b36d8301]

|超神星アポロヌス・ドラゲリオン SR 火文明 (6)|
|進化クリーチャー:フェニックス/ティラノ・ドレイク 15000+|
|進化GV−自分のドラゴン3体を重ねた上に置く。|
|T・ブレイカー|
|メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーに「パワーアタッカー+15000」と「ワールド・ブレイカー」を与える。|
|相手は、このクリーチャーを選ぶ時、自身のマナゾーンにあるカードをすべて墓地に置く。|

中には選ぶことはできるが、選んでしまうとこちらが大きな[[ディスアドバンテージ]]を被りかねない能力もある。例えば、[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]は選んでしまうと、こちらの[[マナゾーン]]のカードが墓地に置かれてしまうため、迂闊に(心理的に)選ぶことができないクリーチャーとなっている。
中には選ぶことはできるが、選んでしまうとこちらが大きな[[ディスアドバンテージ]]を被りかねない能力もある。例えば、[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]は選んでしまうと、こちらの[[マナゾーン]]のカードが墓地に置かれてしまうため、心理的な面で迂闊に選ぶことができないクリーチャーとなっている。[[強制]]で相手を選ぶ能力を持ったカードを使うときには注意。

***代表的な擬似アンタッチャブル [#oac83034]
-[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]](選ばれると全[[ランデス]])
-[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]](同上)
-[[《熱血星龍 ガイギンガ》]](選ばれると[[エクストラターン]]付与)
-[[《シン・ガイギンガ》]](同上)

**参考 [#ab0c9d25]
-[[用語集]] 
-[[《光器ペトローバ》]]