#author("2019-01-21T20:36:44+09:00","","")
#author("2019-09-04T11:49:02+09:00","","")
*コスト増加 [#x3c2ec7b]

[[クリーチャー]]の[[召喚]][[コスト]]や、[[呪文]]を[[唱える]][[コスト]]を増やすこと。また、そのような[[効果]]を生成する能力。
[[クリーチャー]]の[[召喚コスト]]や、[[呪文]]を[[唱える]][[コスト]]を増やすこと。また、そのような[[効果]]を生成する能力。

相手にかけるコスト増加はメリットとなるが、逆に味方にかかるコスト増加はデメリットとなる。

|牢黒の伝道師ミリエス UC 光文明 (5)|
|クリーチャー:バーサーカー 2500|
|ブロッカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンにある間、闇のクリーチャーを召喚するコストと闇の呪文を唱えるコストは、それぞれ+2される。|
#hr
|封魔ゴーゴンシャック UC 水文明 (3)|
|クリーチャー:グランド・デビル 2000|
|呪文を唱えるコストは2多くなる。|
#hr
|奇石 タスリク C 光文明 (3)|
|クリーチャー:メタリカ 3000|
|相手の呪文を唱えるコストはすべて2多くなる。|

[[マナコスト]]を増やされた[[カード]]は、本来必要な[[マナ]]の数を揃えただけでは使えなくなる。増やされた[[コスト]]分の[[マナ]]を用意できても、それだけ本来使えた[[マナ]]が使えなくなる。
性質上、[[マナカーブ]]を意識して組まれた[[デッキ]]には特によく効く。

強力である分、相手と自分の双方にかかる[[能力]]である場合が多い。
自分にもかかる場合は対象[[カード]]を[[デッキ]]に採用しないという対策法がある。

また、対象となる[[カード]]は[[文明]]が限られている、[[呪文]]にしかかからないなど範囲が限定的なことが多く、相手の[[デッキタイプ]]によっては全く通用しない事がしばしばある。
このため、大抵のものは[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]として扱われる。

-[[マナコスト]]を一切支払わずにカードを使う場合、コスト増加による妨害を受けることはない。
--例えば、[[S・トリガー]]で[[《デーモン・ハンド》]]を唱える場合、マナコストの支払いは発生しない。
この場合、闇の呪文にコスト増加をかける[[《牢黒の伝道師ミリエス》]]がいても、[[《デーモン・ハンド》]]を唱えることには一切影響しない。

-一言で言えば、相手の[[テンポアドバンテージ]]を奪う[[能力]]である。逆に、[[テンポアドバンテージ]]の説明の際にこの[[能力]]を例に挙げるとわかりやすいだろう。

-[[マナ]]の不足で[[カード]]を使えなくするという性質は[[ランデス]]と似ているが、[[マナ]]を増やしさえすれば乗り越えられる壁という点であちらほど強烈ではない。&br();また、[[召喚コスト]]の増加は「[[召喚]]できない」[[能力]]の、詠唱[[コスト]]の増加は「[[呪文]]を唱えられない」能力のそれぞれ下位[[能力]]とも言える。[[コスト]]を大幅に増加させる[[《聖霊王アルファリオン》]]、[[《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]、[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]はいずれも[[ロック]][[能力]]を持つ[[カード]]を元ネタとして持つ。
-「[[マナ]]の不足で[[カード]]を使えなくする」という性質は[[ランデス]]と似ているが、「[[マナ]]を増やしさえすれば乗り越えられる」という点で、あちらほど強烈ではない。
また、[[召喚コスト]]の増加は「[[召喚]]できない」[[能力]]の、詠唱[[コスト]]の増加は「[[呪文]]を唱えられない」能力のそれぞれ下位[[能力]]とも言える。[[コスト]]を大幅に増加させる[[《聖霊王アルファリオン》]]、[[《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]、[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]は、いずれも[[ロック]][[能力]]を持つ[[カード]]を元ネタとして持つ。

-条件によって自身の[[コスト]]が重くなる[[デメリット]]を持つ[[カード]]は[[《光霊姫アレフティナ》]]くらいで、[[名目コスト]]が高くて[[コスト軽減]]を持つ[[カード]]に比べて圧倒的に少ない。

-対となる[[能力]]は[[コスト軽減]]。なお、「軽減」の対義語は「加重」、「増加」の対義語は「減少」なので、言葉としては微妙にすれ違っている。

**参考 [#zea4e193]
-[[用語集]]
-[[コスト軽減]]
-[[ランデス]]
-[[《牢黒の伝道師ミリエス》]]
-[[《封魔ゴーゴンシャック》]]
-[[《奇石 タスリク》]]