#author("2019-04-16T04:36:20+09:00","","")
#author("2019-07-29T07:05:37+09:00","","")
*ファイナル革命 [#d7e11e04]

[[レジェンドカード]]のみが持つ[[革命チェンジ]]の切り札。
1[[ターン]]に一度、[[革命チェンジ]]時にこれを使用することができる。

|蒼き団長 ドギラゴン剣(バスター) LC 火/自然文明 (8)|
|クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000|
|革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン|
|自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|T・ブレイカー|
|ファイナル革命―このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストの合計が6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを好きな数、自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。|
#hr
|百族の長(ミア・モジャ) プチョヘンザ LC 自然/光文明 (8)|
|クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/ダママ団 12500|
|革命チェンジ―光または自然のコスト5以上のドラゴン|
|T・ブレイカー|
|自分のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが小さい相手のクリーチャーは、バトルゾーンにタップして置く。|
|ファイナル革命―このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。|


**特徴 [#ie0ecafb]
[[手札]]や展開次第では、比較的序盤に発動できる[[革命チェンジ]]。
[[革命チェンジ]]を持つクリーチャーは、[[cip]]を持っているものも存在するが、この、ファイナル革命に至っては、序盤から発動するにはあまりにも強力な[[効果]]で、盤上を制圧することができる。
[[革命チェンジ]]と[[cip]]を持つクリーチャー共通の特徴として、
-[[手札]]からポッと出てきて、効果発動と攻撃を同時に行う、抜群の奇襲性能
-序盤から高火力でビートダウンを仕掛けられる
-中盤〜終盤にかけて、同じような[[革命チェンジ]]持ちクリーチャーによるリレーションで[[cip]]を連続発動し、場をコントロールできる
といったものがあげられるが、ファイナル革命は、
「[[革命チェンジ]]で出た時のみ、1ターンに一度まで」という制約の代わりに、[[cip]]としては最上級の性能を持つ効果を行使するのである。
また、ファイナル革命を持つクリーチャーは、腐っても[[レジェンドカード]]であり、この効果の他に、ファイナル革命とシナジーのある[[常在型能力]]を持っていたりするため、まさにこの効果を持つクリーチャーこそが、一発逆転、状況転覆困難な革命軍の切り札にふさわしいものに仕上がっているといえる。


**ルール [#oe97780b]
-ファイナル革命を持つクリーチャーが、その[[効果]]を発動したい場合、その[[ターン]]にその[[クリーチャー]]を[[革命チェンジ]]によって[[バトルゾーン]]に出していなければならない。

-[[革命チェンジ]]の成立直後に、同名の[[効果]]を使用していなけれなければ、ファイナル革命は強制発動する。

-[[極限ファイナル革命]]もファイナル革命に含まれるため、すでに使用していた場合はそのターン中にファイナル革命を使うことはできない。

-正確には『そのターン中にCOLOR(blue){自分が}他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ』であり、相手がファイナル革命を使ったかどうかは影響しない。&br;例えば、自分の[[ターン]]中に相手が先にファイナル革命([[極限ファイナル革命]])を使っていても、自分のファイナル革命は使うことができる。逆に、相手のターン中に相手がファイナル革命を使った後でも、自分はそのターン中にファイナル革命([[極限ファイナル革命]])を使うことができる。

-ファイナル革命は[[cip]]なので[[《消王ケシカス》]]などによって無効化できる。置換効果によって[[トリガー]]すること自体を防いだ場合、[[ファイナル革命]]を使ったことにはならないため、同一ターン中に次の別のクリーチャーでファイナル革命をする場合、それがターン中はじめてのファイナル革命として扱われ、トリガーする裁定となっている。(2017/09/21事務局正式回答)
-ファイナル革命は[[cip]]なので[[《消王ケシカス》]]などによって無効化できる。置換効果によって[[トリガー]]すること自体を防いだ場合、[[ファイナル革命]]を使ったことにはならないため、同一ターン中に次の別のクリーチャーでファイナル革命をする場合、それがターン中はじめてのファイナル革命として扱われ、トリガーする裁定となっている。(2017/09/21正式回答)

-ファイナル革命は[[状況誘発]]なので、[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]で2回トリガーさせても、2度目にファイナル革命を解決しようとした時点ではもうすでにそのターン中はファイナル革命を解決しているため、2度目のファイナル革命は不発になる。

**欠点 [#b0b69578]

-[[革命チェンジ]]の性質上、[[タップ]]および[[タップイン]]や[[フリーズ]]によって、チェンジ元が攻撃不可能な状況を作られると、大きくテンポを崩される。

-[[革命チェンジ]]が[[コスト踏み倒し]]なので、[[《百発人形マグナム》]]などコスト踏み倒しの[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]も天敵である。特に[[《洗脳センノー》]]の場合は、出てくることそのものを封じられてしまう。

-[[強制]]でバトルゾーンを離れなくなってしまう能力との併用が事実上不可能である。併用するのであれば、序盤にファイナル革命を済ませ、終盤にはファイナル革命が不要となる構成にしなければならず、事実上[[《百族の長 プチョヘンザ》]]以外にその役目を果たせるファイナル革命は、[[極限ファイナル革命]]以外には存在しない。

**その他 [#n9ee8836]

-いくつかの[[カード]]の[[フレーバーテキスト]]にもその名は記されており、[[背景ストーリー]]にも存在する概念である事がわかる。[[世界を破壊しうる強力すぎる力>《メガ・ツインターボ・ドラゴン》]]であり、[[《D2K ジゴクシヴァク》]]や[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]はこの力によって[[葬られ>《暗黒鎧 Kフック》]][[ている>《三族 ミア・ウェカピポ》]]。ただしその詳細描写については[[フレーバーテキスト]]上では全く言及されない。

-限定的な出現方法でのみ、本来の性能を発揮するというカードデザインは、[[《神聖牙 UK パンク》]]などですでに登場していた。もしかしたら《UKパンク》での反省点がファイナル革命に反映されたのかもしれない。

-この能力を持つ3枚中2枚のカードが登場後僅か3年以内に[[殿堂入り]]を果たしている。この事からもいかに強力な能力だったかが伺える。

**ファイナル革命を持つクリーチャー [#h9b9e49e]
|[[火]]/[[自然]]|[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]|火または自然のコスト5以上の[[ドラゴン]]から[[革命チェンジ]]|
|[[光]]/[[自然]]|[[《百族の長 プチョヘンザ》]]|光または自然のコスト5以上の[[ドラゴン]]から[[革命チェンジ]]|
|[[光]]/[[水]]|[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]|光または水のコスト5以上の[[ドラゴン]]から[[革命チェンジ]]|

**参考 [#ef675d4f]
-[[用語集]]
-[[革命チェンジ]]
-[[極限ファイナル革命]]
-[[革命0トリガー]]
-[[コスト踏み倒し]]