#author("2020-01-18T06:48:33+09:00","","")
#author("2020-01-18T15:22:08+09:00","","")
*フレーバーテキスト [#ncf52008]

[[カード]]テキストの下に書かれている、[[デュエル・マスターズ]]の[[背景ストーリー]]を語る文章。
フレーバー【Flavor】とは風味・香り付けなどという意味であり、カードに色味を加える文章ということである。

各カードの、テキストが書かれている枠内の下のほうに、小さな文字で書かれている。[[デュエル・マスターズ]]の空想世界を語るもので、書かれているカードが空想世界ではどんな活躍をしているのかを示している。

なお、これらはあくまでデュエルを盛り上げるためのものであり、''ゲームのルールには全く関わりはない''。
-[[ジョークカード]]だが、[[デンジャラス・カード]]と[[《爆熱血 ナレ太郎》]]だけは[[フレーバーテキスト]]を参照する[[能力]]を持つ。
-[[ジョークカード]]の[[デンジャラス・カード]]、[[《爆熱血 ナレ太郎》]]、[[《ナレーターの助》]]は[[フレーバーテキスト]]を参照する[[能力]]を持つ。

|爆熱血 ナレ太郎 P 火文明 (3)|
|クリーチャー:ヒューマノイド爆/ナレーター 3000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーのフレーバーテキストを読んでもよい。10秒以内で読めたら、そのターン、自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|

|赤城山バサラ P 闇/火文明 (0)|
|デンジャラス・カード|
|自分のターンのはじめに、このカードのフレーバーテキストを読んでもよい。デンジャラスでダイナマイトに読めたなら、そのターンに召喚したクリーチャー1体を選び、スピードアタッカーを与える。(このカードはチームの一人だけがゲーム中、一度だけ使える)|

形式としては、ナレーターのような客観的な記述、または[[クリーチャー]]が喋っていることが多い。他にも、カードの効果を強く意識した主観的なものや、何らかの記録から抜粋したような形式も時折見られる。

-[[DM-01>DM-01 第1弾]]と[[DM-02>DM-02 第2弾「進化獣降臨」]]のフレーバーテキストは中村聡([[NAC]])氏が手がけた。氏は著名なカードゲームプレイヤーでライターやゲームデザイナーでもあり、秀逸なものが非常に多い。

-フレーバーテキストが何らかの元ネタを持っているものもある程度存在する。(例:[[《花風の浪士ムネミツ》]]は陸奥宗光の言葉)
//その中でも「ジョジョの奇妙な冒険」が元ネタのものが多いような少ないような…

-[[イニシエート]]や[[魔導具]]等、フレーバーに法則のある[[種族]]が存在する。

-これをもとにして作られる[[ファンデッキ]]も存在する。

-初期の頃は余白があるのにもかかわらずフレーバーテキストが書かれていないものも多かった。現在は改善されつつあり、特に[[戦国編]]のカードは今までよりも遙かに詳しく[[背景ストーリー]]を読み取る事が出来る。[[エピソード2]]以降は専ら[[バニラ]][[クリーチャー]]がその役割を担っており、中には''4行''に渡るフレーバーテキストを持つ物も''[[存>《ノウメン》]][[在>《氷河妖精アイス》]][[す>《無垢の面 ラニヴ》]][[る>《純白類 ヴァニュラエグジット》]]''。
//-余白があるのにもかかわらず、フレーバーテキストが書かれていないものも多い。しかし、最近のカードにはそのようなものは少なく、特に[[戦国編]]は今までよりも遙かに詳しく[[背景ストーリー]]を読み取る事が出来る。もっとも、それでもブツ切りなのだが。

-弾数を重ねるとともに、フレーバーテキストは徐々に長くなっていく傾向にある。また、空想世界内での[[クリーチャー]]の台詞がそのままフレーバーテキストとして用いられていると思われるものも増えている。

-[[DMX-01>DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]にて[[再録]]された[[《超竜バジュラ》]]や、[[プロモーション・カード]]として何度か再録されている[[《アクア・ガード》]]など、[[デュエル・マスターズ]]というカードゲームそのものの歴史を感じさせるテキストや、[[カード]]が古くから[[プレイヤー]]に愛され使われてきたことを示すテキストもある。

-[[構築済みデッキ(デュエル・マスターズ)]]やパック固定の[[エキスパンション]]などでは、カードの組み合わせ方や実際の[[ゲーム]]での動かし方が具体的に示唆されるものが増えてきている。[[《行くぜ1号!ハムカツマン》]]などが非常に分かりやすい例。
--こうした[[デュエル・マスターズ]]をはじめたばかりの、初心者向けのチュートリアル的なテキストは近年当たり前のようにあるので、気にする[[プレイヤー]]が多いのもまた事実。

-[[ヒーローズ・カード]]やそれ以外で漫画の[[キャラクター]]とコラボした[[カード]]は、そのキャラクターの劇中台詞がフレーバーテキストに採用されていることが多い。

-[[《暗黒の騎士ザガーン》]]や[[《残虐覇王デスカール》]]など、フレーバーテキストの記述とゲーム中での性能がまったく一致しないカードもある。

-これまで最もフレーバーテキストが長いカードは[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」]]にて登場した[[《カムバック・マイ・パーロック》]]だった。また、これに限らず、[[《パーロック》]]系列のカードのフレーバーテキストはかなり長い事で知られている。その後、[[DMX-15 「フルホイルVSパック 仁義無きロワイヤル」]]にて登場した[[《海賊の祈祷師 レディ・パーロック》]]がその記録を塗り替えた。ちなみに最も短いフレーバーテキストは同じDMX-15収録の[[《神聖祈 パーロック》]]。

-[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]に収録されているいくつかのカードはフレーバーテキストが連動しており、ゲームブックのようになっている。

-[[《偉大なる感謝》]]のフレーバーテキストはなんと感謝状の体裁になっている。なお、[[同じパック>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]に収録された[[2016カレンダー]]もテキスト欄に[[ゲーム]]の性能と関係ない情報が入っているが、こちらはフレーバーテキストではない扱いになっている。

**フレーバーテキストを参照する能力を持ったカード [#p5186c31]
-[[《爆熱血 ナレ太郎》]]
-[[《ナレーターの助》]]

-[[《切札勝太》]]
-[[《ルシファー》]]
-[[《赤城山バサラ》]]

**参考 [#yec77aa9]
-[[用語集]]
-[[テキスト]]
-[[背景ストーリー]]
-[[《爆熱血 ナレ太郎》]]
-[[デンジャラス・カード]]
--[[《切札勝太》]]
--[[《ルシファー》]]
--[[《赤城山バサラ》]]