#author("2019-07-12T13:57:40+09:00","","")
#author("2019-07-29T07:07:56+09:00","","")
*マナ&ruby(ぶそう){武装}; [#hf6acb58]

マナ武装とは、[[マナゾーン]]に決められた[[文明]]の[[カード]]が指定枚数あれば、何らかの[[効果]]を生み出す[[能力語]]である。

初出は[[デュエル・マスターズVS スペシャル・スタートBOOK>プロモーション・カード]]付録の[[《爆炎シューター マッカラン》]]。

特定の[[文明]]の[[マナ武装]]を持つカードは[[一部例外>《スチームオクトパンク》]]を除き全て3以上の奇数であり、現時点では9が最高である。
[[多色]][[カード]]の枚数を参照するものは2または4の偶数となる。

[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]などの[[ドラグナー]]を除いた、マナ武装7以上を持つカードは種族の名称ルールを無視して「○英雄 〜」という名前になる。
呪文にも存在し、こちらはマナ武装7以上のカードの名前が「英雄奥義 〜」となる。

|爆炎シューター マッカラン C 火文明 (3)|
|クリーチャー:ヒューマノイド爆 3000+|
|マナ武装 3:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そうした場合、その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。|
|バトル中、このクリーチャーのパワーは+1000される。|

|撃英雄 ガイゲンスイ VR 火文明 (7)|
|クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 7000+|
|マナ武装 7:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべてのパワーは+7000され、シールドをさらに1枚ブレイクする。|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|

マナ武装を安定して発動させるためには、[[単色]]かそれに近い[[デッキ]]にするのがよい。指定枚数は基本的にそのカードのコストと同じに設定してあるためである。

逆に、3つ以上の[[文明]]を採用した[[デッキ]]ではマナ武装の条件を満たしづらい。うまく使うためには[[デッキビルディング]]を工夫する必要があるだろう。

[[文明]]の縛りがある分、マナ武装が起動した時の[[スペック]]は非常に高くなる。例えば[[《魔狼月下城の咆哮》]]の場合、通常は5マナで-3000の[[パワー低下]]のみだが、マナ武装が起動すると[[クリーチャー]]1体の[[確定除去]]がオマケで付いてくる。
[[《デーモン・ハンド》]]の[[マナコスト]]から計算すると、およそ4マナ分も得しており、非常に[[コストパフォーマンス]]がよいことが分かる。

マナ武装のお陰で、[[エピソード3]]まで[[【速攻】]]ぐらいでしか使用することのなかった単色デッキを組む意味合いができ、多くの単色デッキが[[環境]]を占めることとなった。
好評であった為か、[[革命編]]でも続投している。

-[[バトルゾーン]]に出た段階でマナ武装を満たしていなくとも、[[解決]]の前に[[クリーチャー]]が[[マナ送り]]にされるなどによって[[解決]]の段階でマナ武装を満たした場合、マナ武装は使用できる(2019/2/14事務局正式回答)。
-[[バトルゾーン]]に出た段階でマナ武装を満たしていなくとも、[[解決]]の前に[[クリーチャー]]が[[マナ送り]]にされるなどによって[[解決]]の段階でマナ武装を満たした場合、マナ武装は使用できる(2019/2/14正式回答)。

-[[DMR-13>DMR-13 「ドラゴン・サーガ 第1章 龍解ガイギンガ」]]では各文明のリーダー、拠点、部下がそれぞれ7、5、3のマナ武装を持ち登場。拠点は後に[[ドラグハート・フォートレス]]と進化を遂げた。

-当初はクリーチャーの場合[[cip]]能力を生成するものしかなかったが、[[DMR-14>DMR-14 「ドラゴン・サーガ 第2章 暴龍ガイグレン」]]にてcip以外の能力を生成するマナ武装5、7、9を持つクリーチャーも登場した。「マナ武装 9」の[[《暴龍事変 ガイグレン》]]を除き、指定枚数はそのクリーチャーのコスト+1となっている。「マナ武装 5」のサイクルのクリーチャーは[[DMR-13>DMR-13 「ドラゴン・サーガ 第1章 龍解ガイギンガ」]]の「マナ武装 3」のサイクルのクリーチャーが変化したものである。

-[[DMR-15>DMR-15 「ドラゴン・サーガ 第3章 双剣オウギンガ」]]以降、指定枚数がコストより少なく、多少他の文明を混ぜていても使えるものが登場した。とはいえ指定枚数は7や5と多めのため、扱うにはやはり準単色気味にデッキを構築する必要はある。

-[[DMR-20>DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」]]では2種類の異なる文明を指定するマナ武装を併せ持つ[[《登場!ハムカツマン》]]と[[《新星!ベルナーレ》]]が登場した。

- [[DMR-22>DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]では[[多色]][[カード]]の枚数を参照するマナ武装が登場([[多色マナ武装]](俗称))。[[文明]]は指定されず、とにかく[[多色]][[カード]]を多く入れた[[デッキ]]ほど発動しやすい。持っている[[カード]]本体は[[単色]]であったり[[多色]]であったりする。

-[[《薫風妖精コートニー》]]か[[《薫風の面 ニャス》]]が[[バトルゾーン]]にいると、[[多色]]参照を含めた全ての[[文明]]のマナ武装が使えるようになる。この[[コンボ]]を利用する[[デッキ]]が[[【薫風武装】]]である。

-マナ武装によって[[能力]]を生成するために必要な[[マナゾーン]]の[[カード]]の枚数は原則奇数。しかし[[多色]][[カード]]自体の枚数を要求する場合は偶数となる。

-[[《疾封怒闘 キューブリック》]]や[[《極楽!オンセン・ガロウズ》]]などに近い[[能力]]と言える。

-[[プロモーション・カード]]として収録された[[《爆炎シューター マッカラン》]]のみ、[[テキスト]]中の「マナ武装」と書かれたところに数字が付いていない。それ以外のカードは「マナ武装 3」「マナ武装 5」という風に、「マナ武装(半角スペース)N(指定枚数)」となっている。
--それ以外にも「マナ武装 N:」になったかと思えば「マナ武装 N―」になったりと中々表記が安定しない。

**参考 [#t1d1f734]
-[[用語集]]
-[[マナゾーン]]
-[[トリガー能力]]
-[[能力語]]
-[[【薫風武装】]]
-[[龍マナ武装]]
-[[多色マナ武装]]
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公式Q&A
<Q.[[《スチームオクトパンク》]]には''マナ武装''が二つありますが、両方使うためにはマナゾーンに12枚のカードが必要になるのですか?
A.いいえ、マナゾーン全体で水が8枚という条件と多色カードが4枚という条件をそれぞれ満たしていればよいので、例えば水を含む多色カード4枚と普通の水のカード4枚あれば両方の条件を満たすことができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/dmex03-0004/]]