#author("2019-07-28T10:48:45+09:00","","")
#author("2019-08-14T23:35:06+09:00","","")
*攻撃曲げ [#r04be52e]

|このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。|

[[アンタップ]]を条件に[[攻撃]]中の相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]先を変更させる[[能力]]の俗称。いわば[[ブロッカー]]のような挙動をとるが、[[タップ]]・[[アンタップ]]の関係で対極にあり共存も可能。
2017年現在、[[メタリカ]]のみが持つ。

[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]にて[[《月の輝き 夢幻》]]が登場、次弾の新たな[[種族]][[メタリカ]]と共に先行披露された。ただしこの時はやや効果が異なり、現在の形に安定したのは[[DMSD-02>DMSD-02 「NEWヒーローデッキ キラのラビリンス」]]から。

[[ブロッカー]]や[[ガードマン]]も本来は「[[攻撃]]を曲げる[[能力]]」だが、この頁では[[メタリカ]]のものについてを扱う。

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***基本パターン(能力を使ったクリーチャーかタップされている他のクリーチャーに攻撃先を変更する) [#w70151a5]

|緑知銀 フェイウォン P 光文明 (3)|
|クリーチャー:メタリカ 1500|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。|
|このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。|
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***[[《月の輝き 夢幻》]]のパターン(タップされている他のクリーチャーに攻撃先を変更する) [#a5c7ddbb]

|月の輝き 夢幻 SR 光文明 (6)|
|クリーチャー:メタリカ 8000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先を自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。|
|自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。|
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***[[《鬼の轟き 参角》]]のパターン(能力を適応したクリーチャーに攻撃先を変更する) [#p8a16df8]

|鬼の轟き 参角 VR 光文明 (8)|
|クリーチャー:メタリカ 12000|
|T・ブレイカー|
|自分のターンの終わりに、次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|►カードを1枚引く。|
|►自分の手札の枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。|
|ラビリンス:相手のクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドの数が相手より多ければ、自分のクリーチャーを1体アンタップしてもよい。そうしたら、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーに変更する。|
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この[[能力]]は''攻撃曲げを持つ(攻撃曲げを適応する)[[クリーチャー]]が[[タップ]]状態でないと使えない。''[[ブロッカー]]が[[アンタップ]]状態でないと使用できないのと同じである。詳しくは[[コスト]]の項を参照されたし。

[[能力]]を使うタイミングは[[ブロッカー]]や[[ガードマン]]と同じタイミングである。また、これらの[[能力]]を複数の[[クリーチャー]]で使って[[攻撃]]先を次々に変更させる事も可能である。

相手の攻撃を止めるという性質から、[[ブロッカー]]に代わる新たな守りの能力といえよう。能力を使うためには(一度攻撃をするなどして)[[タップ]]しなければならず、一見すると使いづらく映るが、逆に言えば攻撃と防御を兼ねて行動することができるその特性や、[[ブロッカー]]を対象とした[[除去]]に狙い撃ちされない点など利点も多くある。デッキに合わせてうまく機能させてあげたいところ。

-何らかの[[効果]]で[[ブロッカー]]を付加させると、[[破壊]]されない限り[[ブロック]]と攻撃曲げを交互に行えるようになり、擬似的な[[無限ブロッカー]]のような状態となる。
[[パンプアップ]]や[[すべてのバトルに勝つ]][[効果]]も合わせれば、より強固な壁となる。

-''[[アンブロッカブル]]か否かに関わらず、攻撃を防げる''という点は優秀である。[[ブロッカー]]のように[[キーワード能力]]でもないため、しばらくは直接的な[[メタ]]能力が刷られることもなかろう。無論、[[タップ]]を防ぐことで間接的にメタられる可能性は否定できない。
--また、[[ブロック]]と違い「[[ブロック]]されなかった時」の[[能力]]を発動させてしまう点に注意。例えば[[《聖剣炎獣バーレスク》]]の[[エクストラターン]]取得を防ぐことができない。
これを逆手にとって[[《怪魔城 ポチョムキン》]]などと組み合わせる戦略もある。

-この能力を以ってしても、''「攻撃先を[[変更できない]]」を持つクリーチャーには対抗できない''。[[攻撃]]の[[中止]]など別の方法を使う必要がある。
-この能力を以ってしても、''「攻撃先は[[変更できない]]」を持つクリーチャーには対抗できない''。[[攻撃]]の[[中止]]など別の方法を使う必要がある。

-攻守一体のこの[[能力]]は、[[シールド]]枚数が優勢の時にのみ発動する[[ラビリンス]]と非常に相性が良く、両者を組み合わせることが[[メタリカ]]の戦略の要と言える。

-軽くて[[パワー]]の非常に高い[[クリーチャー]]や、[[タップイン]]の[[デメリット]]を持つ大型[[クリーチャー]]などとの相性が良く、実質的にこの[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]全員がそれらの[[パワー]]を得たような状態となる。
使い手である[[メタリカ]]には[[《赤攻銀 カ・ダブラ》]]や[[《紅の猛り 天鎖》]]など、その点を意識したデザインの[[クリーチャー]]が幾つか存在する。
曲げる先の文明も問われないため、自然文明との混色であれば、[[《ベイB ジャック》]]や[[《界王類七動目 ジュランネル》]]との相性も良い。[[《ベイB ジャック》]]はコストの支払いという形で、攻撃すること無く場の[[メタリカ]]をタップできる。
--ただし、[[《ベイB ジャック》]]は現在プレミアム殿堂である。
--ただし、[[《ベイB ジャック》]]は現在[[プレミアム殿堂]]である。

-前述の通り[[ブロッカー]]に代わる新たな防御[[能力]]の代表として期待されていたが、収録弾ごとに数が減って来ており、[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]ではついに1枚も収録されなかった。その代わり[[メタリカ]]内では[[ブロッカー]]の数が増えつつある。

-「攻撃曲げ」という名称は「[[コロコロコミック]]」掲載の記事や漫画などで公式が名づけている。直接[[カード]]に書かれている[[キーワード能力]]ではない。

-一部の[[プレイヤー]]間では「誘導」とも呼ばれている。

**参考 [#f5dff9d1]
-[[用語集]]
-[[メタリカ]]

-[[ブロック]]
-[[ブロックされない]]
-[[変更できない]]

-[[《緑知銀 フェイウォン》]]
-[[《月の輝き 夢幻》]]
-[[《鬼の轟き 参角》]]