#author("2019-04-02T23:36:35+09:00","","")
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*&ruby(さいろく){再録}; [#lcd435a9]

以前に登場した[[カード]]が、新しいカードセットに再び収録されること。

古い[[エキスパンション]]は生産が終了されてしまい、特に[[レアリティ]]が高い[[カード]]は入手困難になり、古参と新参の間で[[カード資産]]に差ができてしまう。(→[[絶版]])
再録はそのような格差を解消するために行われる。

基本的には[[構築済みデッキ]]や[[コロコロパックシリーズ]]等の特別拡張パックによって一斉に[[再録]]が行われる。[[《ダーク・ルピア》]]などのように通常の[[エキスパンション]]の枠に過去の[[カード]]が[[再録]]されるケースも稀にある。

-[[《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》]]や[[《黙示賢者ソルハバキ》]]の[[フレーバーテキスト]]を見れば分かるように、[[再録]]された[[クリーチャー]]は[[背景ストーリー]]の中で生存している扱いになるようである。
ストーリーの大筋に関わることは無いが、各陣営に加わっていたり、その時代に起きた出来事について様々なコメントを残していることが多い。

-[[不死鳥編]]までは[[殿堂入り]][[カード]]の再録は行われず、[[カード]]資産差が広がる一因となっていた。しかし[[極神編]]の[[スーパーデッキ・ゼロ]]以降の構築済み[[デッキ]]では[[殿堂入り]][[カード]]の[[再録]]がなされるようになる。[[DMX-01>DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]では[[エキスパンション]](拡張パック)としては初めて[[殿堂入り]][[カード]]が[[再録]]された。

-[[デュエル・マスターズ]]は他のカードゲームに比べ、[[再録]]の頻度が高いといわれる。おそらく低年齢層の[[プレイヤー]]に配慮した結果だろう。

-再録された[[カード]]は流通量が増えるので値段が下がる。[[カード]]を買う側である[[プレイヤー]]には嬉しいが、[[シングルカード]]を取り扱うショップには損失を与えてしまう。メーカーにとっては[[ゲーム]]バランスの調整と並んで難しいところだろう。

-[[DASHゴールデンリスト]]、または[[デュエマゴールデンリスト]]に指定された[[カード]]は一定期間[[再録]]されない。これは中古市場でのシングル価格の暴落を防ぐために制定されたといわれる。この制度はプレイヤーからの非難を浴びたが、中古店からの信用を守るには致し方ないのだろう。
--このリストの説明文では明確に「再録」という言葉が使われており、公式化している。

-[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]のように、[[再録]]に当たり[[テキスト]]が変更される[[カード]]もある。また、[[カードイラスト]]、[[フレーバーテキスト]]が変更されることは多い。

-エピソードシリーズでは通常[[エキスパンション]]での[[再録]]は行われなかったが[[ドラゴン・サーガ]]および[[革命編]]では打って変わって通常[[エキスパンション]]でも多数の基本[[カード]]が[[再録]]を受けている。

**参考 [#qeb7cb93]
-[[用語集]]
-[[DASHゴールデンリスト]]
-[[コロコロパックシリーズ]]