#author("2020-01-06T17:22:32+09:00","","")
#author("2020-01-18T15:21:07+09:00","","")
*特性 [#td600312]

特性とは、[[カード]]の情報である。
以下が該当する。
-[[文明]]
-[[コスト]]([[マナコスト]]、ないしは[[サイキックコスト]])
-[[カード名]]
-[[カードタイプ]]
-[[特殊タイプ]]
-[[サブタイプ]]([[クリーチャー]]の場合は[[種族]])
-[[能力]]
-[[パワー]]([[クリーチャー]]のみ)
-[[マナ数]]([[総合ゲームルール>デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]では「マナシンボル」)
-そのほかの情報群
--[[ソウル]]アイコン
--[[H.C.>ヒーローズ・カード]]アイコン
--[[ビクトリー]]アイコン
--[[レアリティ]]
--[[イラストレーター]]
--[[ツインパクトカード]]
--[[カワイさ]]
など

[[極神編]]で制定されたルール用語である。
[[DMR-09 「エピソード3 レイジVSゴッド」]]現在、「特性」という語句は文章欄内では[[G・リンク]]と[[左G・リンク]]、[[右G・リンク]]の[[注釈文]]にしか登場しない。

原則、特性は[[再録]]によって変わることがない。
ただし[[レアリティ]]/[[イラストレーター]]は例外として、個々の[[再録]]によって異なることが認められた特異的な特性である。
H.C.([[ヒーローズ・カード]])も、ほとんど参照されることはないが、再録によって変わる可能性のある特性である。

-[[ヒーローズ・カード]]を参照する[[《松本大先生》]]の登場によって、同名カードでも参照されるものとされないものがあるという事態が起きてしまった。
-[[ビクトリー]]はカテゴリの一部分(この場合[[レアリティ]])が参照される初の事例である。のちに[[《レアリティ・レジスタンス》]]の登場で[[スーパーレア]]・[[ベリーレア]]も参照されることになった。

[[《爆熱血 ナレ太郎》]]はそのほかの情報群の例に挙げられていない、[[フレーバーテキスト]]を参照する。
「このクリーチャーのフレーバーテキストを読んでもよい」は、[[激流連鎖]]等で[[解決]]を待機させない場合は「『'''デュエルマスターズバーサスレボリューションは、デュエルマスターズ、バーサス、レボリューション、とタイトルが長ったらしくなっただけでなく!超ブラック・ボックス的な予測不可能な驚きと笑いが満載の新シリーズぅううう!---爆熱血 ナレ太郎'''』を読んでも良い」という意味になる。
[[《爆熱血 ナレ太郎》]][[《ナレーターの助》]]はそのほかの情報群の例に挙げられていない、[[フレーバーテキスト]]を参照する。《ナレ太郎》は収録弾の違いで読む文章が変わる。

-2019年の正式回答によれば、[[フレーバーテキスト]]参照は[[待機]]などの手段を使っても、読み上げるテキストを変えることができない。[[ソース>https://www.youtube.com/watch?v=nficph8DTyA]]

カード中に「[[ツインパクトカード]]」が出てきた場合は、「1枚のカードの上段に[[クリーチャー]]、下段に[[呪文]]が書かれているカード」を指している。

[[タップ]]状態かどうか、[[リンク]]しているかどうか、[[サイキック・クリーチャー]]のa面b面などのカードの物理的状態は特性ではない。
[[クロスギア]]がいずれかのクリーチャーに[[クロス]]されているか、[[城]]がいずれかの[[シールド]]を[[要塞化]]しているかなどの、あるカードが別のカードについている状態は特性に含まれない。

一つのオブジェクトが複数枚のカードで構成される場合や、一枚のカードが複数組の特性を持つ場合は注意が必要である。
-[[進化クリーチャー]]や[[進化クロスギア]]は一番上のカードの特性しか持たない。ただし、[[《超神龍バリアント・バデス》]]のように自身の進化元を参照するカードも存在する。
-[[ゴッド]]の特性は、それを構成するリンクしていない状態の各ゴッドの特性を合算して求める。リンクしている間のみ得られる能力もある。
-バトルゾーンにあるサイキック・クリーチャーは、現在向いている面のみの特性を持つ。
-[[サイキック・セル]]は、サイキック・セルという特殊タイプとカードタイプ以外の特性を持たない。上側にはマナコストとカード名が、下側には能力とパワーが書かれているが、それらはサイキック・セルとしてのものではない。リンクして[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]を形成している間のみそれらの特性を持つ。
-[[《零龍》]]を構成するパーツは「セル」といったカードタイプを持たない。このようなカード群は、オブジェクトとしての特性を欠いた状態(具体的には、[[カード名]]と[[コスト]]しか特性を持たない状態、または[[パワー]]や[[テキスト]]などしか特性を持たない状態)になった場合は[[状況起因処理]]で墓地に置かれる。逆に、オブジェクトとして特性が揃っている場合は状況起因処理は行われない。

それぞれのカードを見比べても分かるように、[[カードタイプ]]によって持っている特性が違う。例として[[クリーチャー]]に必ずある[[パワー]]を呪文は持っていなかったり、[[サイキック]]や[[ドラグハート]]の[[特殊タイプ]]を持つカードは[[マナ数]]を持っていなかったり、等である。
-カードの効果で特性の数値を参照しようとしても、そもそもその特性が存在しない、といった事例は非常に稀である。その場合、特性がないため参照ができず不発となるか、もしくは選択肢から外れる。例外としては、相手の場に[[コスト]]を持たない[[サイキック・セル]]で構成される[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]がいる状態で、[[《炎竜凰シャイニング・ノヴァ》]]の[[メテオバーン]]を使った時、[[サイキック・セル]]を[[コスト]]0として扱うなどがある。

[[デュエル・マスターズ]]ではこのように「特性」という単語はルール用語として定義されている。そのため、デュエル・マスターズ界隈で一般的に「特性」と表現されるニュアンスを伝えるには、誤解を防ぐために特性という単語を避け、特色や特質といった単語に置き換える配慮が必要となる。

**参考 [#jbfb3dec]
-[[用語集]]

----
公式Q&A
>Q.何らかの効果によって≪零龍≫のリンクが外れた場合、バラバラになったパーツはどうなりますか?
A.≪零龍≫のリンクが全て外れた場合、構成している5枚のカードは状況起因処理によって墓地へ置かれます。≪零龍≫のリンクのうちいずれかが外れた場合は、5枚のうち、クリーチャー名やコストが書かれているカードと、パワーやテキストが書かれているカードがリンクしている限り、クリーチャーとしてバトルゾーンに残ります。他の3枚は単体でバトルゾーンに残ることが出来ないので、リンクが外れた時点で墓地へ置かれます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33094/]]