#author("2019-07-29T07:10:23+09:00","","")
#author("2019-07-29T09:08:55+09:00","","")
*&ruby(にんい){任意}; [#ef40a64b]

「〜まで」「〜してもよい」と書かれており、必ずしもその処理を行わなくてもよい[[効果]]の俗称。
「〜してもよい」もしくは「〜(ある数)まで…する」と書かれており、必ずしもその処理を行わなくてもよい[[効果]]の俗称。

|浄化の精霊ウルス SR 光文明 (6)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 6000|
|W・ブレイカー|
|自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップ''してもよい''。|

|ヘブンズ・ゲート R 光文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体''まで''、自分の手札からバトルゾーンに出す。|

「〜してもよい」と書かれた[[テキスト]]ならば、敢えてその処理を行わなくてもよい。

例えば、相手が[[《地獄門デス・ゲート》]]を[[手札]]に持っている場合、敢えて[[《浄化の精霊ウルス》]]を[[アンタップ]]させないという[[プレイング]]をとり、《デス・ゲート》を回避することができる。

上記の[[《ヘブンズ・ゲート》]]は「〜する」という[[テキスト]]だが、「〜まで」という言葉がある場合、「0枚、0体」という選択も取ることができるため、''事実上の任意''である。「好きな数」と書かれている場合も同様の選択が可能。

融通が効くので、[[テキスト]]はよく確認するようにしたい。

-同一のイベントを置き換える「任意の[[置換効果]]」と「[[強制]]の[[置換効果]]」が適用待ちであり、両方とも自分のカードが発生源である場合、置換効果は適用されて初めて影響をもたらす(適用されるまで影響を及ぼさない)ので、好きな方を適用できる。
--例&br;場に自分の[[《ルピア・ラピア》]](任意)に[[《スパイラル・オーラ》]]([[強制]])を[[クロス]]した状態で、[[《ルピア・ラピア》]]が[[破壊]]される場合、[[《ルピア・ラピア》]]の[[置換効果]]で《ルピア・ラピア》をマナゾーンに置くか、[[《スパイラル・オーラ》]]の[[置換効果]]で手札の戻すかを選べる。

-同一のイベントに適用できる複数の置換効果があり、それらの発生源の持ち主が異なる場合、適用は[[アクティブ・プレイヤー]]から行う。

-「〜してもよい。」の適用範囲はその一文全体にかかる。やや紛らわしいが[[《日曜日よりの使者 メーテル》]]の旧テキストのような、「Aし、Bしてもよい」という任意効果を行う場合はAとBを両方行わなければいけない。Aのみ行ってBをしないという選択は出来ない。
-[[シールド]]や[[山札]]などの非公開情報からの[[コスト踏み倒し]]は、「[[バトルゾーン]]に出す」と[[強制]]のように書かれていても[[任意]]として扱う。例えば、[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]の[[能力]]で[[シールド]]を見ても、敢えて[[コスト踏み倒し]]をしない選択も可能。

-同じ効果の任意の[[トリガー能力]]が同時に誘発した場合、[[使用宣言]]は必要ない。例えば、[[《クゥリャン》]]を2体同時にバトルゾーンに出した時、トリガーした段階で効果を使うか選ぶ必要はなく、この例では《クゥリャン》Aの[[cip]]を使ってカードを1枚引いてから《クゥリャン》Bのcipを使うかどうか選べる(2018/2/25正式回答)。

-対義語は「[[強制]]」。あちらは、自分が不利になる状況でも所定の処理を必ず実行しなければならない。

**参考 [#y836f2d8]
-[[用語集]]
-[[強制]]
-[[《浄化の精霊ウルス》]]
-[[《ヘブンズ・ゲート》]]