#author("2019-10-16T10:05:53+09:00","","")
#author("2019-10-16T13:42:51+09:00","","")
*&ruby(のうりょく){能力}; [#ie3c3d4a]

能力は[[特性]]の一つ。
[[効果]]を生成するものである。
[[特性]]の一つ。
実際の[[カード]]では、カードイラスト下の、テキスト欄に上寄せで書かれている文章がそれにあたる(下寄せのものは[[フレーバーテキスト]])。

要はカードイラスト下のスペースに書かれているフレーバーテキスト以外の文章のこと。
|アクア・ハルカス C 水文明 (3)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 2000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。|

カードには能力を持つものと[[持たないもの>バニラ]]があり、持つものはその文章に従ってゲームを行う。
[[能力]]によって発生するゲームへの影響・変化を[[効果]]と呼ぶ。

**分類 [#l4e7264e]

能力は「[[常在型能力]]」「[[トリガー能力]]」「[[起動型能力]]」「[[呪文能力]]」に分けられる。
単一の能力は上記四種のいずれか一つの種類に分類される。
「[[キーワード能力]]」や「[[能力語]]」も上記四種のいずれかに分類される。複数の能力から成る場合、能力の種類が異なることがある。

多くの能力は「(条件)、(効果)」の書式で書かれる。
各能力の条件節は、
[[常在型能力]]:継続期間(継続期間は[[継続的効果]]の一部だが便宜上、条件節として説明する。)
[[トリガー能力]]:誘発条件
[[起動型能力]]:起動制限、[[起動コスト]]
[[呪文能力]]:[[呪文]]を[[唱える]]こと自体が条件なので条件節を持たない。「[[〜する。そうした場合>コスト]]」や「〜であれば」等は条件節ではなく、[[効果]]節の一部である。

一部の[[能力]]が持つ[[能力]]名([[キーワード能力]]または[[能力語]])は、その能力名を持つことで他の能力から参照されることがあり、重要な役割を持つ。例えば、
-[[光]]の[[非進化]][[クリーチャー]]は、「[[ブロッカー]]」を持っていれば[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[コスト踏み倒し]]ができる。
-「[[ファイナル革命]]」は「[[革命チェンジ]]」によって[[バトルゾーン]]に出した時のみ発動できる。他の方法で[[召喚]]や[[コスト踏み倒し]]した場合は発動しない。
-[[ドラグハート]]は[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]がいると「[[龍解]]」が不可能になり、基本的に強力な面に裏返せなくなってしまう。ただし[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]で[[裏返す]]場合は「[[龍解]]」[[能力]]を経由しないため、[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]の能力に引っかからずに裏返せる。

**ルール [#pc00f6d6]

能力はその能力を持つカードが公開されている場合のみ機能する。
非公開ゾーンから公開ゾーンへの移動を非公開ゾーンへの移動に置き換える置換効果を生成する常在型能力は、その効果の適用時にその効果を生成する能力を持つカードを公開する。
非公開ゾーンから起動する起動形能力は、起動時にその能力を持つカードを公開する。

能力は原則として一つのゾーンでのみ機能する。多くの場合バトルゾーンで機能する。
[[《黒神龍グールジェネレイド》]][[《オンセン・無敵タイム》]]や[[マナ爆誕]]など、[[バトルゾーン]]以外で機能する能力も多く存在する。それらの能力が何処で機能するかは、その[[カード]]の[[テキスト]]に明記されているか、文脈から判断できる。
-[[クリーチャー]]及び[[クロスギア]]が持つ能力は基本的に[[バトルゾーン]]にある間のみ機能する。[[聖拳編]]以降は「このカードがバトルゾーンにある間」が省略されている場合が多い。
--[[常在型能力]]は「このカードがバトルゾーンにある間」が省略されているので[[効果]]節しか書かれてないものもある。
--[[トリガー能力]]は誘発条件の「この[[カード]]が[[バトルゾーン]]にある間」が省略されている。当然、明記されている場合や文脈から判断出来る場合([[《黒神龍グールジェネレイド》]]等)を除き、[[バトルゾーン]]にある間のみ誘発する。
--[[起動型能力]]は起動制限の「この[[カード]]が[[バトルゾーン]]ある間」が省略されている。ただし、[[バトルゾーン]]以外で[[起動]]するものについてはこの限りではない。
-[[城]]の能力は基本的に[[シールドゾーン]]で機能する。それ以外は基本的にクリーチャーやクロスギアの能力の処理に準ずる。
-呪文のみが持つ[[呪文能力]]は、[[呪文]]の[[解決]]時に機能する。

一部の[[能力]]が持つ[[能力]]名([[キーワード能力]]または[[能力語]])は、その能力名を持つことで他の能力から参照されることがあり、重要な役割を持つ。例えば、
-[[光]]の[[非進化]][[クリーチャー]]は、「[[ブロッカー]]」を持っていれば[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[コスト踏み倒し]]ができる。
-「[[ファイナル革命]]」は「[[革命チェンジ]]」によって[[バトルゾーン]]に出した時のみ発動できる。他の方法で[[召喚]]や[[コスト踏み倒し]]した場合は発動しない。
-[[ドラグハート]]は[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]がいると「[[龍解]]」が不可能になり、基本的に強力な面に裏返せなくなってしまう。ただし[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]で[[裏返す]]場合は「[[龍解]]」[[能力]]を経由しないため、[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]の能力に引っかからずに裏返せる。

**その他 [#i3c6f005]
能力を持たない[[クリーチャー]]は「[[バニラ]]」と呼ばれ、低い評価をされることが多い。
-[[パワーアタッカー]]や[[W・ブレイカー]]などの[[キーワード能力]]や、[[キーワード能力]]でない頻出の能力しか持たない[[クリーチャー]]は「[[準バニラ]]」と呼ばれる。
一口に能力と言っても、それらが必ず味方を有利にするものとは限らない。デメリットを持ったカードも少なからず存在し、それによって[[上位互換]]・[[下位互換]]が決まる事もあるので、カードの能力の内容は必ずよくチェックしてから[[デッキ]]に入れるのが望ましい。
-能力を持たない[[クリーチャー]]は「[[バニラ]]」と呼ばれる。
--[[パワーアタッカー]]や[[W・ブレイカー]]などの[[キーワード能力]]や、[[キーワード能力]]でない頻出の能力しか持たない[[クリーチャー]]は「[[準バニラ]]」と呼ばれる。

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公式ページではクリーチャーも呪文も「特殊能力」とされている。
-一口に能力と言っても、それらが必ず味方を有利にするものとは限らない。デメリットを持ったカードも少なからず存在し、それによって[[上位互換]]・[[下位互換]]が決まる事もあるので、カードの能力の内容は必ずよくチェックしてから[[デッキ]]に入れるのが望ましい。

-公式ページではクリーチャーも呪文も「特殊能力」とされている。

**参考 [#v943c37b]
-[[用語集]]
-[[効果]]
--[[単発的効果]]
--[[継続的効果]]
--[[置換効果]]
---[[置換効果(狭義)>置換効果#narrow]]
---[[自己置換効果]]
-''能力''
--[[常在型能力]]
--[[トリガー能力]]
--[[起動型能力]]
-[[解決]]