#author("2018-10-10T20:38:57+09:00","","")
#author("2019-06-05T13:30:46+09:00","","")
*&ruby(へんれい){返霊}; [#tec3b16f]

「返霊N 返霊アイコン-(効果)]とは、「この[[クリーチャー]]が[[攻撃]]する時、自分の[[墓地]]にある[[カード]]N枚を好きな順序で[[山札]]の一番下に置いてもよい。そうした場合、(効果)を生成する」を意味する[[トリガー能力]]である。

''へんれい''と読む。[[DM-36>DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]で登場した[[キーワード能力]]の一つ。[[闇]][[文明]]の[[クリーチャー]]のみが持つ[[能力]]。

|終末の覇王アザファウスト VR 闇文明 (6)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 6000|
|E・ソウル|
|返霊15(このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地からカードを15枚、好きな順序で山札の一番下に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーの返霊能力を使う)|
|返霊−他のクリーチャーをすべて破壊する。自分のシールドを1枚選び、その後、このクリーチャーは自分の残りのシールドをすべてブレイクする。相手のシールドを1枚選び、その後、このクリーチャーは相手の残りのシールドをすべてブレイクする。|
|W・ブレイカー|

[[山札]]に[[カード]]を戻す[[能力]]であるため、[[ライブラリアウト]]対策になる。
返霊する枚数が少ない場合は[[呪文]]や[[スーサイド]]を多用する[[デッキ]]で無理なく使用できるが、[[《終末の覇王アザファウスト》]]のように要求される枚数が極端に多い場合は[[墓地肥やし]]ギミックが必須となるため、返霊できなかった場合は逆に[[ライブラリアウト]]の危機に晒されることも。

[[注釈文]]の「返霊能力を使う」という記述から間違われやすいが、返霊アイコン以下の文章は返霊能力の効果節の一部であり、独立した別の能力ではない。

-上位[[能力]]として、[[地獄返霊]]、[[殲滅返霊]]が存在する。

-[[闇]][[文明]]の墓地利用は[[クリーチャー]]限定である事が多いが、この[[能力]]は条件が一切ない。それがこの[[能力]]の[[汎用性]]を一層大きくしている。

-返霊[[能力]]は不発に終わる場合、もしくは不発に終わると分かっていても、[[カード]]を[[墓地]]から[[山札]]の一番下に置くことは可能。こうした動きを利用して、[[ライブラリアウト]]対策をするのも可能。

-[[ライブラリアウト]]の防止、返霊使用後に[[サーチ]]を使用することで間接的な[[サルベージ]]ができる点を見ると一見万能だが、当然[[墓地]]にカードがなければ使えない。返霊前提の場合は[[墓地肥やし]]の手段を併用しなければ、すぐに[[墓地]]はなくなってしまう。

-返霊はこの能力サイクルの中で唯一の[[アタックトリガー]]。なのでこの能力で[[ファンデッキ]]を組む際は[[ビートダウン]]気味になるので[[ブロッカー]][[除去]]や[[パンプアップ]]を頭の片隅に入れておく必要がある。

-読み方は''へんりょう''ではない。「返礼」(嫌な仕打ちに対して仕返しすること)の「礼」を「霊」に置き換えたネーミングであるため、このような読み方になっている。意外と間違えやすいので注意。

**[[サイクル]] [#y84b0e48]
[[DM-36>DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]の[[文明]]特有の[[キーワード能力]]。
-光・・・[[ホーリー・フィールド]]
-水・・・[[連鎖]]
-闇・・・''返霊''
-火・・・[[マーシャル・タッチ]]
-自然・・・[[マナ爆誕]]

**返霊をもつクリーチャー [#wfca7a2b]
-15−[[《終末の覇王アザファウスト》]]
-7−[[《壊滅の撃墜王エスコバルドZ》]]
-6−[[《六剣ロール》]]
-5−[[《黒神龍ゲーブキブザ》]]
-3−[[《封魔ベールゼブブ》]],[[《冥界の影ラビリンス・ローズ》]],[[《アレス・ドラグーン》]]
-2−[[《黒輝死爵クローズZ》]]
-1−[[《落書き人形トロール》]]

**参考 [#n3ed630c]
-[[用語集]]
-[[キーワード能力]]
-[[アタックトリガー]]
-[[地獄返霊]]
-[[殲滅返霊]]
-[[E・ソウル]]