#author("2019-02-24T00:58:01+09:00","","")
#author("2019-04-13T18:01:02+09:00","","")
*&ruby(めいめい){命名};ルール [#t2cde7be]

特定の[[種族]]に属するカード群に見られる、[[カード名]]の法則性のこと。[[種族]]だけでなく[[カードタイプ]]や[[文明]]、[[能力]]に依存する場合もある。

例えば、
-[[《ボルシャック・ドラゴン》]]
-[[《メテオ・ドラゴン》]]
-[[《ボルザード・ドラゴン》]]
の3枚の[[種族]]はいずれも[[火]][[文明]]の[[種族]][[アーマード・ドラゴン]]であるが、カード名を見ると、いずれも最後に「・ドラゴン」が付くという共通点がある。これが[[アーマード・ドラゴン]]の命名ルールである。
[[ライトブリンガー]]なら「予言者〜」、[[デーモン・コマンド]]なら「○○の○○〜」、[[サイバーロード]]ならカタカナ3~5文字・・・といったように、[[種族]]によって命名ルールは異なるため、カード名から[[種族]]を判断するのは難しくない。

[[多種族]]の場合は、両種族が持つ[[冠詞]]を置き、単種族の時とは異なったルールになる。また[[進化クリーチャー]]の命名ルールがどう変わるかも種族によって異なる。

メイン種族に加えて[[特殊種族]]を持つ場合、
-[[特殊種族]]の命名ルールが優先されるケース([[ルナティック・エンペラー]]、[[ドラグナー]]等)
-メイン種族の命名ルールをベースに特殊種族のルールが適応されるケース([[サバイバー]]、[[オリジン]]等)
-種族の組み合わせによって独特のルールが発生するケース([[アンノウン]]、[[ナイト]]等)
-種族の中でさらに不定のグループ分けが発生し、そのグループ毎に独自の命名ルールを持つケース([[侵略者]]、[[イニシャルズ]]等)
-メイン[[種族]]によって命名ルールそのものから少し、あるいは完全に外れるケース([[サムライ]]、[[ハンター]]等)
がある。

ただし、命名ルールは必ず適応されるものとは限らない。[[《シーマイン》]][[《ミラフォース・ドラゴン》]]のような誤植や誤認と疑われるものや、上記の命名ルールを外す[[種族]]を持っているものもあれば、[[《ボルシャック・NEX》]]のように意図的に外されているものも存在する。このため、最近では名前から種族を判断する事が難しいカードは増えている。
ただし、命名ルールは必ず適応されるものとは限らない。[[《シーマイン》]][[《ミラフォース・ドラゴン》]]のような誤植や誤認と疑われるものや、上記の命名ルールを外す[[種族]]を持っているものもあれば、[[《ボルシャック・NEX》]]のように意図的に外されているものも存在する。このため、名前から種族を判断する事が難しいカードは増えている。
これらの法則性は公式が公言しているものでもないため、あくまで命名の「傾向」として考えておいた方が良いだろう。

-特殊種族には、晴れ舞台となった年度が過ぎると命名ルールが守られなくなる傾向がある。その最たるものが[[《究極男》]]である。

-[[《特攻汽車ジェニー》]]や[[《ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン》]]など、特定の元ネタのイメージを優先して命名ルールを外されたカードも存在する。

-[[呪文]]や両面[[サイキック・クリーチャー]]などにも独自の命名ルールが存在する。それぞれの項目を参照。

-[[サイクル]]の命名ルールが優先されるものに「[[提督]]」「SP」「[[希望の守り手]]」等がある。
-[[能力]]の命名ルールが優先されるものに[[チャージャー]]、[[超次元]][[呪文]]等がある。
--複数枚のカードを比べた傾向からはじめて「ルール」を見いだせるため、[[能力]]の命名ルールを持つものは[[エキスパンション]]ごとに[[サイクル]]を形成している場合が多い。

**参考 [#k4d6987a]
-[[カード名]]
-[[名称カテゴリ]]
-[[冠詞]]
-[[用語集]]