#author("2019-08-13T12:01:20+09:00","","")
#author("2019-09-08T00:33:31+09:00","","")
*&ruby(ワン){1};ターンキル [#v210a450]

+[[ゲーム]]が始まって1[[ターン]]目に勝利することを指す。
+転じて、起動から1ターンでとどめを刺す、いわゆる[[1ショットキル]]の同義語として用いられる。厳密にはその使い方だと誤用である。

[[デュエル・マスターズ]]の[[ルール]]上、[[カード]]の[[プレイ]]には[[マナコスト]]が必要であり、勝負を決めるだけの[[アドバンテージ]]を得るためには[[マナゾーン]]にそれだけ多くの[[カード]]が必要となる。

1[[ターン]]目に使える[[マナ]]は[[手札]]から[[チャージ]]した1枚分であることが多い。よって、[[デッキ]]に1コストのカードまたは[[代替コスト]]でマナがなくても使えるカードを入れない限り、1[[ターン]]目に[[チャージ]]以外に何もすることができない。

本来の意味での1ターンキルの方法は、[[《ラッキー・ダーツ》]]を用いたものが最も有名である。[[《ラッキー・ダーツ》]]からの[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《ミラクルとミステリーの扉》]]で[[《龍仙ロマネスク》]]を出してマナを増やして勝利するというもので、増えたマナの使い方はいろいろ考えられるが、大型クリーチャーを出して[[スピードアタッカー]]化したり[[進化]]したりするパターンが多い。

[[《ラッキー・ダーツ》]]からの[[《ゴッド・ブリンガー》]]で[[神帝]]や[[ヘヴィ・デス・メタル]]、[[マッド・ロック・チェスター]]などの[[ゴッド]]を並べて殴り切る方法もある。

[[《ラッキー・ダーツ》]][[殿堂入り]]前は[[《ラッキー・ダーツ》]]からの[[《逆転のオーロラ》]]→2枚目の[[《ラッキー・ダーツ》]]からの[[《憎悪と怒りの獄門》]]→[[スピードアタッカー]]のように、[[《ラッキー・ダーツ》]]を2枚以上使う方法も存在した。
//具体的な1ターンキルの方法については、現実的に不可能である以上、詳しく書く必要はないでしょう。キーカードを列挙する程度の記述で十分と考えます。

また[[双極篇]]になると[[《“轟轟轟”ブランド》]]が登場。このカードをメインに据えたデッキ[[【“轟轟轟”ブランド】]]は、今までのデッキタイプと比較しても1ターンキルが高確率で決まりやすいものとなっている。
また、[[《“轟轟轟”ブランド》]]は手札がこのカード1枚のみの場合、コストを支払わずに出せる。そのうえカードを1枚引けるため、後続の《“轟轟轟”ブランド》を何体か出すことができるため、わずか1ターンで即死打点を生み出すことができる。

ただしいずれにせよ、確率が極めて低い「机上の空論」で、実用性は皆無。あくまで「理論上は可能」というだけである。
ただしいずれにせよ、確率が極めて低い「机上の空論」で、実用性はほとんどない。あくまで「理論上は可能」というだけである。

-歴史上、最も1ターンキルが「机上の空論」から「実現可能」に近づいたのは、[[《龍仙ロマネスク》]]と現在は[[殿堂入り]]している[[《ラッキー・ダーツ》]]が4枚ずつ使えていた頃である。デッキ構築によっては「ごく稀に本当に成功する」程度まで確率を高めることが可能であったが、結局は1ターンキルのみを狙うよりも普通に3ターン以内にどうにかするように組んだ方が勝率ははるかに高く、「机上の空論」から抜け出しきれなかった。

-双極篇までの[[カードプール]]で最も実現性の高い1ターンキルは[[《ラッキー・ダーツ》]]を用いたものだろう。その主なパターンを以下に示す。
--[[《運 命》]]か[[《王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー》]]を踏み倒し、勝利に直結する大型[[スピードアタッカー]]を複数場に出す。
--[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を出せる[[超次元呪文]]を引き当て、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]に[[革命チェンジ]]し、[[ファイナル革命]]で[[スピードアタッカー]]を複数用意する。
--[[《禁断〜封印されしX〜》]]を採用して[[《オールデリート》]]を引き当て、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]でダイレクトアタック。&br;ただし、相手も《封印されしX》を使っている場合、相手の《封印されしX》の[[禁断解放]]が、[[アクティブ・プレイヤー]]である自分の《ドキンダムX》の[[禁断解放]]時[[能力]]の後に[[解決]]されるためうまくいかない。(>詳しくは[[トリガー能力]]を参照)

-[[殿堂ゼロデュエル]]では《ラッキー・ダーツ》が4枚使えるので、先述の《ラッキー・ダーツ》→《オールデリート》のコンボも比較的高確率で狙える。(→[[【ダーツデリート】]])

//-歴史上、最も1ターンキルが「机上の空論」から「実現可能」に近づいたのは、[[《龍仙ロマネスク》]]と現在は[[殿堂入り]]している[[《ラッキー・ダーツ》]]が4枚ずつ使えていた頃である。デッキ構築によっては「ごく稀に本当に成功する」程度まで確率を高めることが可能であったが、結局は1ターンキルのみを狙うよりも普通に3ターン以内にどうにかするように組んだ方が勝率ははるかに高く、「机上の空論」から抜け出しきれなかった。

-「3ターンキル」などは3ターン目にゲームに勝利するという本来の意味で用いられることが多く、[[【速攻】]]ならデッキ構成によっては割合現実的に実現できる。4ターンキルはザラ。

-ちなみに、1ターンで自滅する方法もある。[[《ラッキー・ダーツ》]]で[[《インビンシブル・テクノロジー》]]や[[《パーロックのミラクルフィーバー》]]を当てて[[山札]]を鷲掴みにすればよい。
--[[殿堂ゼロデュエル]]限定となるが、0ターン(ゲーム開始前)敗北は可能。[[《禁断〜封印されしX〜》]]と[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]をフル投入することで[[封印]]のためにすべての山札を使い切れる。
---因みに両プレイヤーがこの方法でライブラリアウトを起こすと、[[ジャンケン]]で先攻と後攻を決めて[[アクティブ・プレイヤー]]と非アクティブ・プレイヤーを明確にする前に両者が敗北条件を満たすため、アクティブ・プレイヤーが先に敗北するという現象は起こらず、両者敗北という判定になる。

-双極篇までの[[カードプール]]で最も実現性の高かった1ターンキルは[[《ラッキー・ダーツ》]]を用いたもの。その主な1ターンキルパターンを以下に示す。
--[[《運 命》]]か[[《王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー》]]を踏み倒し、勝利に直結する大型[[スピードアタッカー]]を複数場に出す。
--[[《禁断〜封印されしX〜》]]を採用して[[《オールデリート》]]を引き当て、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]でダイレクトアタック。&br;ただし、相手も《封印されしX》を使っている場合、相手の《封印されしX》の[[禁断解放]]が、[[アクティブ・プレイヤー]]である自分の《ドキンダムX》の[[禁断解放]]時[[能力]]の後に[[解決]]される(>詳しくは[[トリガー能力]]を参照)ため、自らの敗北を確定させるただの利敵行為にしかならない。
--[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を出せる[[超次元呪文]]を引き当て、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]に[[革命チェンジ]]し、[[ファイナル革命]]で[[スピードアタッカー]]を複数用意する。

-[[《“轟轟轟”ブランド》]]は手札がこのカード1枚のみの場合、コストを支払わずに出せる。そのうえカードを1枚引けるため、後続の《“轟轟轟”ブランド》を何体か出すことができるため、わずか1ターンで即死打点を生み出すことができる。

-1ターンキルと[[1ショットキル]]が混同された理由は、遊戯王OCGで1ターンキルが[[1ショットキル]]の意味で使用されていたためである。近年では使い分けることが多くなっている。

**参考 [#b4061dad]
-[[用語集]]
-[[1ショットキル]]
-[[ソリティア]]
-[[即死コンボ]]