#author("2018-11-01T20:45:16+09:00","","")
#author("2019-07-31T14:11:18+09:00","","")
*&ruby(ごしょく){5色};レインボー [#yc57ccf3]

5[[文明]]すべてを有する[[多色]][[カード]]。[[DM-27>DM-27 「極神編 第4弾 完全極神(パーフェクト・ヘヴン)」]]で登場。

2〜3[[色]]の[[多色]][[カード]]と同様、[[マナゾーン]]には[[タップ]]して置かれる。ただし、[[マナ数]]が0になっているため、今までの[[多色]][[カード]]とは異なり、[[マナコスト]]を支払うときにこの[[カード]]を[[タップ]]して[[マナ]]を生み出すことができない。
2〜3[[色]]の[[多色]][[カード]]と同様、[[マナゾーン]]には[[タップ]]して置かれる。ただし、[[マナ数]]が0になっているため、今までの[[多色]][[カード]]とは異なり、''[[マナコスト]]を支払うときにこの[[カード]]を[[タップ]]して[[マナ]]を生み出すことができない。''
このため5色レインボーのみで[[デッキ]]を組むことも可能だが、[[マナゾーン]]を一切使えないので[[ファンデッキ]]である。

ただし、必要な[[コスト]]の[[マナ]]に加えてさらに5色レインボーの[[カード]]を[[タップ]]することで、任意の[[文明]]を1つ追加することができる。

5色レインボーのカードは、基本的には以下の種類の能力を個々で持つ。
-各文明の能力を持ち合わせたカード([[《ラスト・バイオレンス》]]など)
-能力で全文明を参照するカード([[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]など)
-文明を判別するのが難しい、もしくは全文明を代表するような能力を持つカード([[《時空の支配者ディアボロス Z》]]など)
-[[ゴッド]]関連のカード([[《鎧亜の神将ゼフィス》]]など)

現在、5色レインボーの[[クリーチャー]]は17種類(超次元では3種)存在し、[[呪文]]は[[《ラスト・バイオレンス》]]の1種のみ。
[[クロスギア]]や[[城]]、[[D2フィールド]]といったカードには今の処存在しない。

この[[カード]]に属する[[クリーチャー]]の[[種族]]は以下の19種類。''太字''は5色レインボーのみが存在する。
-[[ロスト・クルセイダー]]
-[[スピリット・クォーツ]]
-[[レインボー・コマンド・ドラゴン]]
-[[エイリアン]]
-[[ハンター]]
-''[[ワールド・ドラゴン]]''
-''[[ワールド・バード]]''
-[[ワールド・コマンド]]
-''[[ワールド・コマンド・ドラゴン]]''
-[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]
-[[アウトレイジ]]
-[[アウトレイジMAX]]
-[[ヘドリアン]]
-[[シノビ]]
-[[ダイナモ]]
-[[チルドレン]]
-[[カレーパン]]
-[[ピアニスト]]
-''[[ワールドアイドル]]''
-[[スペシャルズ]]

[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]などを除き、いずれも[[多色]]専用の[[種族]]あるいは複数の文明にまたがって存在する[[種族]]が多い。全ての[[文明]]が揃うという、[[多色]]の極致ともいえる[[カード]]ならではの趣向といえる。



なお、上記のうち[[レインボー・コマンド・ドラゴン]]は[[覚醒リンク]]後の[[クリーチャー]]のみが持つ。
//[[ワールド・ドラゴン]]と[[ワールド・バード]]の2種は5[[色]]のクリーチャー以外に存在しない。

使うまでの[[文明]]を揃える手間を考慮して、当然ながら全体的にかなり[[スペック]]が高めである。[[【5色フェアリー・ミラクル】]]のような[[【5色デッキ】]]を組む際には、常に考慮に入れておきたい。

-「[[光]]であり[[水]]であり[[闇]]であり[[火]]であり[[自然]]である」[[カード]]なので[[《セブ・コアクマン》]]や[[《ストリーミング・チューター》]]などに引っかかりやすく、[[《聖霊王アルカディアス》]]などの文明指定効果をすり抜ける。
-「[[光]]であり[[水]]であり[[闇]]であり[[火]]であり[[自然]]である」[[カード]]なので[[《セブ・コアクマン》]]や[[《ストリーミング・チューター》]]などに引っかかりやすく、[[《聖霊王アルカディアス》]]など「(特定の文明)以外」と書いてある効果をすり抜ける。

-[[O・ドライブ]]の場合は、[[マナコスト]]を支払うのではなく、指定された[[文明]]の[[カード]]を指定の枚数[[タップ]]することが必要となるので、5色レインボーを[[タップ]]すれば任意の[[文明]]を1枚[[タップ]]したことになる。
-[[O・ドライブ]]の場合は、5色レインボーを[[タップ]]すれば任意の[[文明]]を1枚[[タップ]]したことになる。[[マナコスト]]を支払うのではなく、指定された[[文明]]の[[カード]]を指定の枚数[[タップ]]することが必要となるため。

-[[マナ武装]]や[[《母なる星域》]]はあくまで[[マナゾーン]]の枚数を参照するため、マナコストを支払えない5色レインボーもカウントされる。

-今までの[[多色]][[カード]]と違い、やることがないからといって1[[ターン]]目から[[マナゾーン]]に置くのは、序盤の展開を遅らせるので基本的に避けたい。

-基本的にこれ等でマナを支払うことはできないが[[《不知火横綱ニバイ・ニバーイ》]]の能力によってコストの支払いに充てることができる。(類似能力の[[《神誕の大地ヘラクレス》]]は「1のかわりに2となる。」なので不可能)

-[[《インフェルノ・サイン》]]や[[《獰猛なる大地》]]などの[[コスト踏み倒し]]を利用すれば、[[文明]]の制約を無視して[[【5色デッキ】]]以外で使用することも可能。[[《湧水の光陣》]]から[[《星龍パーフェクト・アース》]]や[[《愛の無限オーケストラ》]]を出したり、[[《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》]]で[[《ラスト・バイオレンス》]]を[[唱える]]ことも可能。

-「すべての[[文明]]を持った」[[カード]]なので、[[《五連の精霊オファニス》]]の[[G・ゼロ]]の条件を満たしたり、[[《無限王ハカイ・デストロイヤー》]][[《豪獣王ディス・オルトロス》]]の[[進化元]]にするのに便利。

-5色なので当然[[光]][[文明]]を含むのだが、[[パワー]]の下三桁が500の5色レインボークリーチャーは未だに存在しない。

**参考 [#ne4971b4]
-[[用語集]]
-[[多色]]
-[[文明]]
-[[コスト踏み倒し]]