#author("2019-10-02T00:35:19+09:00","","")
#author("2019-10-02T00:49:50+09:00","","")
*&ruby(グラビティ){G};・ゼロ(能力) [#j914a4d3]

[[DM-16>DM-16 「転生編 第3弾 魔導黙示録(オリジン・オブ・パーフェクト・ギア)」]]で登場した[[能力語]]。
デッキとしてのG・ゼロ→[[【G・ゼロ】]]

[[代替コスト]]の一種で、指定された条件を満たせば[[マナコスト]]なしでその[[クリーチャー]]を[[召喚]]したり、[[呪文]]を[[唱える]]ことができるようになる。[[コスト]]を支払わないこと以外は同じ手順である。

|漆黒戦鬼デュランザメス VR 闇文明 (12)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 12000|
|G・ゼロ−バトルゾーンにデーモン・コマンドが3体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の墓地にあるクリーチャーをすべて自分の手札に戻す。|
|T・ブレイカー|
#hr
|ルナ・コスモビュー SR 水文明 (9)|
|クリーチャー:サイバー・ムーン 5000|
|G・ゼロ−9枚以上手札を持つプレイヤーがいれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|自分のターンに1枚目のカードを引く時、もう1枚余分に引いてもよい。|
#hr
|ゼロの裏技ニヤリー・ゲット C 水文明 (4)|
|呪文|
|G・ゼロ−バトルゾーンに自分の無色クリーチャーがあれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。|
|自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から無色カードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。|
|''※殿堂入り''|

[[コスト踏み倒し]]の例に漏れず、G・ゼロも強力な[[能力]]の1つである。

G・ゼロの条件は各[[カード]]によって千差万別であり、例えば上の[[《漆黒戦鬼デュランザメス》]]ならば[[バトルゾーン]]に[[デーモン・コマンド]]が3体以上いること、[[《ルナ・コスモビュー》]]ならば自分か相手が[[手札]]を9枚以上持っている事が条件となる。

普通の[[デッキ]]では達成が難しいものが多く、大抵は専用[[デッキ]]を組む必要がある。その分大型の[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]で[[召喚]]できるのは強力であり、[[プレイヤー]]の[[デッキビルディング]]や[[プレイング]]が問われる。

一方、[[《無重力 ナイン》]]や[[《パラダイス・アロマ》]]のような[[軽い]]代わりに条件が緩いものも存在し、それらは[[【速攻】]]や[[ビートダウン]]で活躍する。手軽に数を並べられるのでこちらも強力であり、特に後者は[[殿堂入り]]することとなった。

[[エピソード3]]では[[呪文]]のG・ゼロが登場した。それらは特定の[[種族]]の[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出している事が条件となるため条件は緩い。[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]や[[《人形の裏技ペット・パペット》]]など、得られる[[アドバンテージ]]は並み程度のものが多いが、[[コスト踏み倒し]]で[[唱える]]ことができるために大幅に[[テンポアドバンテージ]]を稼げるようになっている。

強力なものが多いため、[[デッキ]]を組む際は覚えておきたい[[カード]]群である。

**ルール [#k8ebea4b]
-あくまで[[召喚]]する時の[[マナコスト]]を不要にする[[能力]]である。G・ゼロで出す場合は[[召喚]]扱いになるため、[[《聖霊王アルファディオス》]]や[[《暴走龍 5000GT》]]の[[能力]]で規制される。

-条件を満たしていても、正規の[[マナコスト]]を支払うことは可能。[[バトルゾーン]]に[[《百発人形マグナム》]]や[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]がいる場合、あえて普通に[[マナコスト]]を払って[[召喚]]してもよい。

-[[《従獄の凶獣ドルベロス》]]などの[[能力]]により[[マナコスト]]が多くなっていたとしても、条件を満たせばそれらを全て無視できる。

-G・ゼロを使うタイミングは正規の[[コスト]]を支払う場合と同じく[[メインステップ]]の間のみ。自分の[[攻撃]]中や相手[[ターン]]中に条件が成立したとしても、そのタイミングでは[[召喚]]自体ができないため、G・ゼロを使用できない。&br;例えば、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の[[アタックトリガー]]で[[呪文]]を唱えたからといって[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]を[[G・ゼロ]]で[[召喚]]することはできない。

-何らかのカードの能力で[[マナ召喚]]または[[墓地召喚]]が可能になった場合でも、条件を満たしていれば該当の[[ゾーン]]から[[コスト]]無しで[[召喚]]できる。

**その他 [#oee46ff9]
-後に登場した[[《“轟轟轟”ブランド》]]が持つ[[マスターG・G・G]]は、このG・ゼロとは名前が違うだけで全く同じ性質を持った能力である。つまり、上記のルールは[[マスターG・G・G]]にも当てはまるため、[[《“轟轟轟”ブランド》]]を使用する際は参照されたし。
-後に登場した[[《“轟轟轟”ブランド》]]と[[《“閃忍勝”威斬斗》]]が持つ[[マスターG・G・G]]は、このG・ゼロとは名前が違うだけで全く同じ性質を持った能力である。つまり、上記のルールは[[マスターG・G・G]]にも当てはまるため、[[マスターG・G・G]]を使用する際は参照されたし。

-初登場の[[転生編]]以降も、[[タップ能力]]と共に時々新カードの出る数少ない[[能力語]]である。

-相手のカードでも条件を満たせるタイプと自分のカードでしか条件を満たせないタイプの2通り存在する。[[DM-16>DM-16 「転生編 第3弾 魔導黙示録(オリジン・オブ・パーフェクト・ギア)」]]のカードは相手のカードを参照するものが多い。

-[[DMR-10>DMR-10 「エピソード3 デッド&ビート」]]にて呪文のG・ゼロが登場した。G・ゼロの条件はそれぞれ自分の特定の種族、もしくは文明のクリーチャーが存在していることが条件である。
また、いずれも[[カード名]]に「~の裏技」が入る。[[DMR-11>DMR-11 「エピソード3 ウルトラVマスター」]]でも[[《アルティメット無法伝説》]]が登場し、こちらは[[カード名]]に「~の裏技」は入っていない。

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**参考 [#sb70591e]
-[[用語集]]
-[[コスト]]
-[[召喚]]
//-[[コスト軽減]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[《漆黒戦鬼デュランザメス》]]
-[[《ルナ・コスモビュー》]]
-[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]