#author("2020-01-13T02:15:57+09:00","","")
*Mデッキ進化 [#n10d5456]

|Mデッキ進化−自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からクリーチャーを1体選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。表向きにした残りのカードを自分の墓地に置く。表向きにしたカードの中にクリーチャーが1枚もない場合、このクリーチャーを手札に戻し、表向きにしたカードをすべて墓地に置く。|

[[DMC-58>DMC-58 「マッド・ロック・チェスター」]]で登場した[[キーワード能力]]。「マッドデッキしんか」と読む。

この[[能力]]を持つ[[進化クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出す時には、自分の[[山札の上]]から3枚を[[表向き]]にして、その中から[[クリーチャー]]を1体選び、それを[[進化元]]にして出す。(この時、残りの[[カード]]は自分の[[墓地]]に置く。)また、[[表向き]]にした[[カード]]の中に[[クリーチャー]]が1枚もない場合には、この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]を[[手札]]に戻し、それらの[[カード]]はすべて[[墓地]]に置かなければならない。

通常の[[デッキ進化]]と比較すると、3枚[[表向き]]に出来るため、[[呪文]]が入った[[デッキ]]でもかなりの確率で成功する。
[[山札操作]]に頼るか[[フルクリーチャー]]にするなどの構築時の縛りが不要となり、[[召喚]]の成功率が飛躍的に上がった。不確定要素はあるものの、能力的には[[デッキ進化]]の上位と言っても差し支えない。

[[進化元]]に選ばれなかった[[カード]]は、[[召喚]]の成否に関わらず[[墓地]]に置かれる。これを利用した[[墓地肥やし]]も可能であり、火文明でありながら[[闇]]文明的な側面もある。

[[マッド・ロック・チェスター]]は[[墓地肥やし]]との[[シナジー]]を特に利用しやすく、[[《邪神M・ロマノフ》]]召喚時に墓地へ落とした闇のカードを資源として後続の[[《邪神C・ロマノフ》]]を召喚、さらにアタックトリガーで消費するという、無駄の少ない構造になっている。

ただし、必ず3枚山札が減るのが欠点といえば欠点。[[山札]]が減っていると[[ライブラリアウト]]の危険性が高まり、[[表向き]]にしたカードが[[キーカード]]であっても強制的に墓地に置かれることもある。

もっとも、その[[デメリット]]を差し引いたとしても非常に魅力的な[[進化]]条件には変わりなく、[[《邪神M・ロマノフ》]]の強さを押し上げる要素の1つとなっていた。

-[[火]][[文明]]特有の能力[[デッキ進化]]の派生であり、[[《邪神M・ロマノフ》]]のみが持つ[[能力]]である。

-2012年3月15日付で[[《邪神M・ロマノフ》]]が[[プレミアム殿堂]]となったため、この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]で実際のゲームで使用できるカードは存在しなくなった。

**参考 [#b0bdf297]
-[[用語集]]
-[[キーワード能力]]
-[[山札の上]]
-[[表向き]]
-[[クリーチャー]]
-[[進化元]]
-[[墓地]]
-[[墓地肥やし]]
-[[デッキ進化]]
-[[《邪神M・ロマノフ》]]