DM Wiki (旧EUC版)

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pig

Put Into Graveyard」の略。「墓地に置かれる」を意味する。
「pig能力」または単に「pig」で「このクリーチャーが破壊された時〜」で始まるトリガー能力をさす。
代表的なものは《飛行男》等。

飛行男 C 闇文明 (2)
クリーチャー:ヘドリアン 1000
このクリーチャーが破壊された時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
爆竜兵ドラグストライク R 火文明 (5)
クリーチャー:ドラゴノイド 1000
このクリーチャーが破壊された時、ドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。

この能力を持つクリーチャー破壊され、実際に墓地に置かれることで能力トリガーする。破壊であれば、バトルに負けた場合でも何らかのカードの効果でも問題ない。

やや使い勝手が悪く、バトルゾーンに出せば即トリガーするcipに比べると即効性で劣り、破壊以外の除去を受けるとトリガーしないという欠点がある。

ただし、その分能力に対してのコスト設定が若干軽くなっている傾向がある。
また、誘発するタイミングがcipとは違うところが利点でもあり、特に能力が強力なクリーチャーは相手にとっては破壊しづらくなり、除去への耐性のように働く。

さらに、スーサイドと組みわせて能動的に使用したり、サルベージと組み合わせて繰り返し使用するなど、カードと相性が良い。

  • 「自分のクリーチャーが破壊された時」とある能力はバトルゾーンからトリガーする。よってそれはpigの一種ではない。つまり、その能力を持ったクリーチャー自身が破壊された場合はトリガーしない。(2018/9/5事務局正式回答)
    • しかし、2018/9/7に変更されたデュエル・マスターズ総合ゲームルール603.5cでは、「クリーチャーが破壊された時」とある能力を持つクリーチャーがにいるときに、すべてのクリーチャーを破壊する呪文が唱えられた場合、その能力はそのクリーチャー自身の破壊による1回のみ誘発すると記載されている。
      この記述に従えば、このような書式の能力は発生源であるクリーチャー本人が(単体で)破壊された時にもトリガーすることになり、事務局の回答と矛盾が生じている。
      例を挙げれば、「《魔光大帝ネロ・グリフィス》呪文踏み倒しは自身の破壊には反応しない」という裁定が出ているが、総合ルールに則れば過去と同様に発動することになる。
      《神帝スヴァ》特殊敗北条件の場合、総合ルールに沿うならば敗北の発生は自然なものであり、暫定裁定として用いられている「デザイン上」という曖昧な言葉は不要となる。

「墓地に置かれたとき」について

  • 闘魂編DMC-13までのpigは「バトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき」という表現だった。(《技師ピーポ》など最初期のpigは「墓地に置かれとき」と微妙に異なる。)聖拳編以降は「破壊」と言う表現が登場したので、pigのテキストも「破壊された時」に置き換わった。古いpig持ちが再録される時は、「破壊された時」という言葉に置き換えられている。
    • 「墓地に置かれた」と「破壊された」に違いはなかったのだが、2017年11月14日に《一なる部隊 イワシン》周りの裁定変更により、
      『バトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき』は、『どこからでも自分の墓地に置かれた時』からバトルゾーン→墓地への移動のみが対象になったもの
      という裁定となった。
    • その後、2019年10月2日の「よくある質問」にて、「墓地に置かれるとき(置かれたとき)」というテキストはバトルゾーンでクリーチャーとして存在していなければ能力は発動できないと裁定変更が発表された。つまり「バトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき」と「破壊された時」は再び同じ意味となった為、《ハウクス》や《バロスト》の挙動が以前と同じものになった。

その他

ゾーン変更誘発のうち、「破壊(バトルゾーンのクリーチャーを墓地に置くこと)」に限定した能力にあたる。

  • コロコロコミックでは"死ぬ時効果"と呼ばれることが多い。

参考